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6.13RIZIN直前!岡田遼 インタビュー「今が一番強い。自分の可能性を使い切って辞めたい」

岡田は受験を経て千葉大学へと進んだ。この勉強での経験が格闘技にも活きていると思われる。
「それはあるかもしれないです。受験科目が5教科7科目で多かったので忘れちゃうんです。だから(ノートやメモを)見直しもするし、見直さないと忘れちゃいます。そういうのでコツコツ、誠実に格闘技に向き合ってきた自負はあります」
全教科で満遍なく得点しなければならない国立大の試験と打倒極が問われる総合格闘技。どちらもやらなけばいけないことが多くあり、岡田はその効果的取り組みを勉強を通じ既に身につけていたのかもしれない。
「元谷選手は同い年で実はずーっとやりたかったんですけど、僕は修斗の住人だったし交わることはないだろうなと思ってました。だから1回戦が元谷選手になってメチャクチャ嬉しいです。まさか交われるとは。こんな幸せな格闘技人生はないです。単純に強いし、好きな選手です。でも彼は僕と違ってすごい感覚を大事にする天才肌のファイターなので、タイプとしては真逆だと思ってます。昔サッカーをやってたみたいな話も聞いたし、似ているけど似てないみたいな、やってみたいって思ってました。これは運命です」
修斗世界王座奪取と防衛の使命は果たした。ここから先は〝ボーナスステージ〟のようなものだという。
「僕が格闘技をやる理由はこのベルトだったので。このベルトを獲って防衛する、僕の格闘技人生でやらなきゃいけない仕事は全部やりました。今までは自分のために格闘技をやっていたんですけど、これから先は育ててもらった師匠への恩返しだったり応援してくれてるみんなへの恩返し、そういう気持ちが強いです。僕が出て喜んでくれるんだったら最後恩返しのつもりで頑張ろうって」
ここ数戦はタイトルマッチでメインイベンターとしての立場が続いた。そういった重責から解き放たれてのファイトともなる。
「修斗が好きなだけにそういう重圧は感じてました。防衛までは絶対やらなきゃいけない義務でしたけど、元谷戦はチャレンジっていう気持ちが強いので楽しみです。自分のやりたいことはもう全部やって、今回は見てるファンの方たちに喜んでもらいたいので、岡田vs元谷を全身全霊で味わってください」


Ryo Okada
1989年4月10日、千葉県出身
身長172㎝、体重61.0㎏
修斗第11代世界バンタム級王者
修斗第8代環太平洋バンタム級王者
パラエストラ千葉所属


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