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少しの工夫で効果大!ジャガー佐藤が解説するトレーニングマル秘テクニック

ジャガー佐藤こと佐藤貴規選手が2015年に公開したトレーニングマル秘テクニックをご紹介。そのセットの組み方に特徴があった!!

取材・文:IM編集部

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強い刺激で筋破壊するセットと、高回数で追い込むセットの両方を行う

私はトレーニングにおいて強い刺激を与えて筋破壊させるセットと、パンプアップさせて乳酸をためて、動ける許容量を上げるという2つのアプローチを行っています。種目はPOF理論に基づいて、伸展、中間、収縮で負荷を加えるという考えで行っていますが、その中でも収縮ポジションの種目を重視しています。全可動域で鍛えるのも大切ですが、収縮位のほうが筋力を発揮しやすいため、その中で筋破壊をしていくというのが持論です。

特に腕に関しては私の苦手な部位ですので、ほぼ収縮位で鍛える種目で構成しています。苦手な部位というのは、動きのコントロールが苦手ということですので、初心者がフォームを覚えるときのように、回数を多めでパンプアップさせていくという方法をとっています。一度に大きな刺激ではなく、回数を重ねた刺激を与えることで、神経を繋げて反応をよくするという考えです。

ダンベルベンチプレス

可動域はやや浅めで、下ろすのは肘が床と平行になるくらい。可動域を狭くしている分、できるだけ高重量を扱う。一般的には胸を張るといわれる種目だが、佐藤選手は胸を張らない。肩甲骨は寄せず、収縮位での筋力発揮を重視する

ポイント

どのポジションでも前腕を床に対して垂直に保つことで、効率よく力を出す。グリップは「ハの字」にすることで、肩への負担を逃がしてケガを防ぐ

ベンチプレス

ダンベルベンチプレス同様、収縮重視、高重量で行う筋破壊目的のセット。グリップは狭め(佐藤選手は81㎝ラインに小指がかかるくらい)にすることで収縮感が強まる。通常のベンチプレスは横から見ると、バーの軌道は腹の方向に流れながら下りていくが、極力真下に下ろしたいため、胸をできるだけ張ってみぞおちの位置を高くする

ポイント

グリップはバーを親指の付け根に乗せる。橈骨の延長線上に重さがかかるイメージ

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