マッスルゲート選手 コンテスト

50代・目指しているのはメリハリのある細マッチョ「体調が良くなることが大会に出場する最大のメリット」

2026年9月22日、『マッスルゲート奈良かしはら大会』が奈良県橿原文化会館で開催され、ウーマンズフィジークでは、50代の加藤実佐子(かとう・みさこ)さんが優勝した。「減量もせず、増量もせず、大会にはふらふらっと出て、ふらふらっと帰ってくる」という加藤さんのコンディションは、いつでも大会に出場できる状態に保たれている。

【写真】細マッチョでいつでも大会に出られるコンディションの加藤実佐子さん

加藤実佐子さん

 

中学・高校時代はソフトボール部で活躍し、中学3年のときには全国大会で3位になった実績がある。現在の加藤さんは、167cm、50kg。目指しているのは、メリハリのある細マッチョらしいが、まさにその理想を体現していると言えそうだ。

「筋量は付けたいですが、大きくなりたくはないんです。ビジネススーツでスカートを履いていても、筋トレしていることがわからないくらいの細さでいたいと思っています」

早朝にトレーニングし、家族が起き出す時間には帰宅する。昨年、脊柱管狭窄症になり、完治していないため、現在、1時間のトレーニングのうち、30分はストレッチに充てている。

「本音はめんどくさいし時間がないのでやりたくはないのですが、やると調子がいいので毎日ストレッチしています。ジムへは寝坊したら行かないのではなく、トレーニングができなくてもストレッチして深呼吸するだけでもいいかな、という気持ちでとりあえず行きます。50代になると身体を動かすのが億劫になると聞きますが、私はその億劫さを感じることはないですね」

この1年、筋トレは30分ほどで2、3種目しかできておらず筋量は増えていないが、維持はできているそうだ。

コンディションの維持、一番は食事

「体感的に、(身体の)コンディションの維持に一番大事なのは食事だと思っていて、食べる量は腹八分を意識しています。我慢はしたくないので、柿ピーやアイスを食べることもありますが、食べ過ぎることはありません」

加藤さんの場合、「体調が良くなることが大会に出場する最大のメリットだ」と言う。

「大会出場という目標がなければ、『まあいいか……』と食事も適当になってしまいそうですが、大会に出場すると、腸内環境が整って体調が良くなります。大会があるからといって家族との外食を控えることはしないのですが、大会前はなんとなくクリーンな食事をしよう、と思いますし、タンパク質や食物繊維の取りすぎに気をつけるからだと思います」

競技に取り組む人だけでなく、健康や身体づくりを考える人にとっても、加藤さんの姿勢は参考になりそうだ。理想の身体や健康をめざすうえで大切なのは、一時的に頑張ることではなく、自分の生活に無理なく取り入れられる習慣を見つけ、それを続けていくことなのかもしれない。

【マッスルゲートアンチドーピング活動】
マッスルゲートはJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト大会である。

次ページ:細マッチョでいつでも大会に出られるコンディションの加藤実佐子さん

取材:あまのともこ 撮影:岡暁

執筆者:あまのともこ
主に『FITNESS LOVE』で執筆中。自身もボディコンテストに出場している。JBBF京都府オープン大会ビキニフィットネス(身長別)3位。マッスルゲート四国大会ビキニフィットネス2位。

-マッスルゲート選手, コンテスト
-,

次のページへ >

おすすめトピック



佐藤奈々子選手
佐藤奈々子選手