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「きれいな形」と褒められる43歳の上向きヒップ 離婚が筋トレ開始のきっかけに

2人の子をもつシングルマザーの神谷春香 (かみや・はるか/43)さんは、「自分にはない、新しい経験がしたい!」と思い立ち、トレーニングを開始した。ベストボディ・ジャパン協会が運営するボディコンテストで活躍する神谷さんに、育児・家事・仕事という多忙な中、どのように美ボディを維持されているのかお話を伺った。

【写真】神谷春香さんの「きれいな形」と褒められる上向きヒップ

3年前に離婚を経験した神谷さんは、新たな自分に出会うためにトレーニングを始めたそうだ。

「トレーニングを始めたころは自分に自信がなくなっていて、何かを変えたいという想いがありました。職場の同僚がベストボディ・ジャパンに出場し、その応援で初めてステージを観戦したとき、『私もあの場所に立ってみたい!』と感じたのです。同世代も年上の方々も、皆がキラキラと美しく輝いて見えました。結婚したままだったら挑戦できなかったかもしれない、ボディコンテストへの出場を夢見るようになったのです」

ベストボディ・ジャパン大会へ出場する夢の実現に向けて、神谷さんはパーソナルジム通いを開始した。

「全く運動をしたことがなかったので、最初はパーソナルジムで筋トレのやり方を教えてもらいました。その後、トレーナーさんに教わった内容をジムで行うためにジムに入会。ジムへは仕事と家事を済ませた夜に、週3回のペースで通っています。筋トレ・有酸素運動・ストレッチを行うので、滞在時間は2時間ほど。好きなトレーニングの部位は背中ですが、よく『形がきれいだね』褒められる部位はお尻です。クロスランジ、ブルガリアンスクワット、ヒップアダクションで刺激を入れるようにしていて、少しキツいくらいの重量でゆっくり動作しています!また、育児・家事・仕事を両立させるため、睡眠時間を少し削っています。パーソナルトレーニングも行っていて、頻度は月1回、1時間です。トレーニングを始めて、自分はコツコツと継続する力が強みだと気付きました。『スタイルが良い』と褒めていただくことも増え、うれしいです」

「自分のベストを胸に、ステージに立つのが楽しい!」と神谷さん。

「ステージに立つ数分間のために多くの時間を費やし、努力してきた成果が自分の身体に表れ、キラキラと輝く瞬間はとても高揚します。今は最高の自分を出し尽くし、ステージングをとにかく楽しんでいます!今年で出場歴3年になりますが、我が子やパーソナルトレーナーさんに友人、大会やSNSを通して出会った多くの仲間たちに支えられてきました。自分一人の力ではステージに立てていませんから、感謝の気持ちでいっぱいです!」

神谷春香さん

何かを変えたいと思い行動したことで、新たな趣味と生きがいを見つけられた神谷さん。コツコツ続けるという自分の強みにも気付くことができ、トレーニングを通じて自身を見つめ直す良い機会となった神谷さんの体験は、「自分も変わりたい」と考える人々の背中を押すきっかけになりそうだ。

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取材:山口夏織 写真提供:神谷春香

執筆者:山口夏織
フィットネスからグルメ&レジャー、経済紙まで様々なジャンルで執筆&撮影を行う、歌う筋肉クリエイター。自身もボディコンテストへの参加経験があり、日々鍛えている。どちらかといえば猫派、某チョコはきのこ派。

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