マッスルゲート選手 コンテスト

27歳消防士が仕事の休憩中に鍛えた筋肉でコンテスト初優勝、先輩からはポージングのアドバイスも

4月6日、門真市民文化会館で『マッスルゲート大阪大会』が行われた。メンズフィジーク新人の部172cm以下級では、松田大征(まつだ・たいせい/27)さんが優勝した。

【写真】アメフト出身消防士・松田大征さんの分厚い背中

松田さんは高校、大学、社会人では2年間、アメリカンフットボールに取り組んだ。高校では大阪選抜に選出、大学では関西学生2部リーグで優勝したことがあるそうだ。

「筋トレはアメフト部で鍛え始めたのがきっかけで始めました。ジムに通いだしてから4年くらいです」

現在は消防士の仕事をしている松田さん。夜勤のある不規則な勤務形態だ。

「夜勤のときは、朝9時から翌朝9時までの勤務形態で、22時から翌5時の仮眠時間の中で睡眠を取っています。勤務明けと休みの日はほぼ毎回ジムに行きます。トレーニングは週4~5回で1、2時間。胸、背中、肩、腕、脚の5分割です。仕事の休憩中などに腹筋や腕などの筋肉を鍛えています」

食事は4~5食、可能な限り分けて食べるように意識。増量のときは特にお米を食べ、減量はローファットで行ったそうだ。

「職場の先輩で大会に出場している方が多く、自分も出てみようと思いました。先輩には、ポージングで順位が変わるくらい重要だと教わり、ポージングを見てもらったり、一緒に練習したりしました。肩の後ろを意識してポージングするようアドバイスをもらい、うまく肩が張りだせるようになりました」

「初出場で分からないなりにも必死にやり切って、最高の結果を手にすることができました」、松田さんは言う。

「職場や家族、友人などたくさんの人から労いの言葉をいただくことができました。職場の先輩も違うカテゴリーで出場したのですが、共に優勝を果たすことができてよかったです」
松田大征さん

【マッスルゲートアンチドーピング活動】
マッスルゲートはJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト大会である。

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取材:あまのともこ 撮影:上村倫代

執筆者:あまのともこ
主に『FITNESS LOVE』で執筆中。自身もボディコンテストに出場している。JBBF京都府オープン大会ビキニフィットネス(身長別)3位。マッスルゲート四国大会ビキニフィットネス2位。

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