4月20日、三重県総合文化センターで行われたベストボディ・ジャパンと同時開催された『モデルジャパン2025三重・津大会』。ウーマンズクラス(40歳~49歳)では10歳、8歳、3歳の息子さんがいる佐藤優奈(さとう・ゆうな/40)さんが準グランプリを受賞した。
35歳手前までの佐藤さんは「夜中のカップラーメン最高」。
「カップラーメンが身体に悪いのは分かっているので、子どもにはあげたくない。なので、子どもの前では食べないようにして、子どもが寝た後、夜中に食べていました」。
夜中にカップラーメンを食べる習慣と次男出産が重なり、佐藤さんの体重は過去最高になってしまったという。
「身長152cmで元々47kg、次男出産後は53kgまで増えてしまいました。元々完ぺき主義の性格なため、自分の身体がコンプレックスで人前でビキニを着るなんて考えられず、スクール水着しか着たことがありませんでした」
「35歳手前で、やっぱり人生で1回はビキニを着てみたいとダイエットをはじめ、最初の3カ月、パーソナルトレーニングを週2回、食事管理とエステで10kg落としました。でも、せっかく痩せたのにコロナ禍で水着を着ることができず、そうこうしているうちに三男を授かってまた太ってまた落として、『次の目標をベスボのステージでビキニを披露する!』にしました。ようやくビキニを着ることができて感動しました」
ダイエットを始めたときから佐藤さんを見ていたパーソナルトレーナーにも、「性格的に向いてそうなので一度出てみたら?」と大会出場を勧められていた佐藤さん。
「夜8時に主人が帰宅して、子どもを寝かしつけたあと週2回、夜10時から1時間半トレーニングして、深夜1時前までスタジオでポージング練習をしていました。スタジオに行けないときは毎日家でポージングの練習をしました」。
食事は家族と別に作っている。
「家族の分は普通に作って、自分は作り置きしています。去年初めてベストボディに挑戦したときはプレッシャーがかかっていてグラム単位で調味料までPFC計算をしていましたが、今は見ればわかるようになりました」
トレーニングと食事管理で身体が引き締まり、現在の体重は40kgになった。
「筋トレをして、好きな洋服を着ることができるようになりました。すごいねって言われたり、自己肯定感が上がったりするのはみなさんと同じです。これからはお尻を大きくして脚を細くしたいです。うしろ姿を見て20代に思われるような身体になりたいです」
取材:あまのともこ 撮影:岡 暁
主に『FITNESS LOVE』で執筆中。自身もボディコンテストに出場している。JBBF京都府オープン大会ビキニフィットネス(身長別)3位。マッスルゲート四国大会ビキニフィットネス2位。