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「お酒はキープしたいけど痩せたい」42歳 努力次第で体型は変わると気づきコンテスト入賞!

4月20日、三重県総合文化センターで行われた『ベストボディ・ジャパン2025三重・津大会』。ウーマンズクラス(40歳~49歳)では平野祐子(ひらの・ゆうこ/42)さんが5位入賞した。

【写真】平野祐子さんの健康美ボディ

「なかなか痩せないこと、お酒を飲むこともあり、生活習慣を変えたいと思いました」

友人の紹介で平野さんが筋トレを始めたのは5年前。しかし平野さん曰く、当時の意識は「お酒はキープしたいけど痩せたいという、甘いものだった」そうだ。

「お恥ずかしい話ですが、食事を少し気にするくらいでトレーニングは週一回もせず、『運動はしなきゃだめだよね』、くらいのものでした。それなのに、毎日缶ビール350mlを3缶以上飲むという、恐ろしい生活をしていました」

転機は3年前。トレーニング仲間やトレーナーが、ベストボディ・ジャパンで素晴らしい成績を収めていることに刺激を受けたことと、トレーナーさんから「カッコいい身体で40歳を迎えてみたら?」という言葉に後押しされて、40歳の誕生日前日に行われる大会に初出場することを決意した。結果は予選落ちだったが、やり切ったという達成感で40歳を迎えることができたという。

「現在は、友人とグループパーソナルを週1回受けて自重トレーニングをしており、通っているサロンのオンラインで、週2回は朝の有酸素運動をしています。それ以外に週1回は3kmから5kmのランニングをするようになりました」

食事や生活習慣も変わったそうだ。

「食事はPFCバランスに気をつけて自炊をし、カロリーはしっかり摂るようにしています。お酒の量は友人やパートナーといるときにはたくさん飲みますが、なんとなく飲むことはなくなりました。飲む量は以前より、半分くらいになったかなと思います」

「体重が減ったのはもちろん、好きな服を素敵に着られるようになりました」と平野さん。

「私はアパレルのECサイト運営の仕事をしており、モデルさんと撮影などしていますが、細くて美しい人は元々の体質だと思っていました。ですが、努力次第で体型は変わるし、素敵な人は努力していることが分かったのが大きかったです。今までお酒に使っていたお金は食料の質にこだわったり、あまり興味なかったコスメや本を買ったりと生活に変化がありました」

平野さんは言う。

「食べるもの、運動によって健康な身体ができるし、継続することで自分に自信がつき、自己肯定感が上がってメンタルも強くなったと思います。サポートしてくれているトレーナーさんや仲間たちのおかげで楽しくボディメイクできています。誰でも努力次第で成果につながるので、運動や筋トレを継続することは身体にも心にも良いことだなと感じます。今回、大会に出場してキラキラした40代の方に会えたことも励みになりました!ベストボディには毎年出続けたいです」

平野祐子さん

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取材:あまのともこ 撮影:岡 暁

執筆者:あまのともこ
主に『FITNESS LOVE』で執筆中。自身もボディコンテストに出場している。JBBF京都府オープン大会ビキニフィットネス(身長別)3位。マッスルゲート四国大会ビキニフィットネス2位。

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