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筋トレが逆効果!? テストステロンを低下させるNG行動とは【筋肉もやる気も落ちる】

テストステロン向上

筋肉の成長や脂肪燃焼に効果を発揮するホルモン「テストステロン」。しかし、誰もが知らず知らずのうちにテストステロンを下げるNG習慣に陥っている可能性がある。パフォーマンス向上を目指すなら、まずは日常生活から見直してみよう。

※IRONMAN 2024年11月号に掲載された「IRONMAN from USA」をWEB用に編集したものです。

テストステロンを低下させる要因

【オーバートレーニング】

定期的なトレーニングがテストステロン生成を促すが、やり過ぎてオーバートレーニングの状態になってしまうと、テストステロンの分泌は抑制されてしまう。

【疲労回復の軽視】

筋量アップを焦るあまり、疲労回復を考えずにトレーニング頻度を増やしてしまうと確実にオーバートレーニングに陥り、体内ではコルチゾールの分泌が促されてしまう。

なお、疲労回復のためには、睡眠や食事だけでなくストレッチやフォームローリング、軽い有酸素運動なども役立つとされている。

【食事の軽視】

砂糖や精製された炭水化物を多く含む食事は、インスリンの耐性を高める可能性がある。インスリンの耐性が高まると、テストステロンの分泌に悪影響を与えることもある。

【環境ホルモンの軽視】

私たちの周りには様々な環境ホルモンが存在していて、内分泌系に悪影響をもたらすことがわかっている。例えばプラスチック、農薬、特定の化学物質などがそうだ。そのような物質が体内に入ってくると、特定のホルモンを抑制したり、逆に分泌を過剰に促したりしてホルモンバランスを崩してしまうことになる。

飲酒がホルモンに与える影響

アルコールはテストステロンレベルにマイナスの影響を及ぼすと言われている。実際、アルコールはホルモン生成を調節する内分泌系に作用し、テストステロンからエストロゲンへの変換が促す。さらに、アルコールは黄体形成ホルモン(LH)を抑制して、テストステロンの生成を低下させる。

ヒトの内分泌系や代謝についての専門的な情報を発信している『クリニカル・エンドクリノロジー&メタボリズム』誌によると、適度な量の飲酒であってもテストステロンレベルを著しく低下させる作用があるようだ。

文:IRONMAN編集部

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