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45歳・婚活コンサル社長がすらりと伸びる美しい脚でボディコンテスト準グランプリ コンテストは「大人の部活」【筋トレ】

いつまでも美しくありつづける人は、どんな生活を送っているんだろう。そんな疑問の答えの一つになりそうなのが、おの・なえさん(45)の日々だ。

【写真】おのなえさんのすらりとのびる美しい脚

おのさんは、6月14日(土)に開催された、ベストボディ・ジャパン主催の『モデルジャパン2025静岡・浜松大会』レディースクラス(40歳〜49歳)で、準グランプリを獲得。高校生時代から読者モデルを経て、芸能活動に従事。結婚を機に引退した過去を持つ。2年前にインスタグラムで見たボディコンテストの輝く世界に魅了され、再びスポットライトの下へ飛び込んだ。

10代から続く運動習慣と進化した食事管理

おのさんが美しい肉体を保つ秘訣の一つは、10代から続く運動習慣にある。

「芸能界で美しい人ばかりに囲まれる刺激から、10代からジム通いを始めました。当時は、食欲旺盛な自分をコントロールするために運動をしていました。とにかく太りたくないという意識はありつつも、食べるのが大好きで抑えられなかったので、動くことでバランスを取っていました」

現在は週1回のパーソナルトレーニングに加え、毎朝のお尻と腹筋の自重トレを習慣化。夜はストレッチポールで身体をほぐす。食事面では、20代まではカロリーのみ重視していたが、30代以降は栄養素に注目するようになったという。

「玄米や生野菜が好きで、素材の味を楽しむようになりました。厳密な管理はしないけど、身体にいいものを選ぶ意識に変わりました」

内面が外見に現れる 美しさは所作で磨く

おのさんは、現在の婚活コンサルタント会社経営という職業を通じて、「人の内面は外見に出る」と強く感じているという。

「健康的で清潔な生活や、自分も人も大切にする心は外見に反映される。そこに気づいてから、自身も心の持ちようや、所作を意識するようになりました。例えば、所作だと歩くときにも正しい重心と適切なフォームを意識するだけで、お尻の形が整ったり、洗練された印象になるんです」

日常生活ではアクティブさを重視し、スケジュールを多めに組んでダラダラする時間を減らす。

「家にいると無駄に食べてしまうので、外出の予定を詰めます。動く習慣のコツは、とにかくまず取り掛かることだと思います」

“大人の部活”で仲間と高め合う喜び

ベストボディ・ジャパンへの挑戦は、おのさんにとって「大人の部活」のような貴重な機会だ。

「一緒に高め合える仲間ができ、悔しさや喜びを共有できるのは本当に貴重。自分より年上の選手がパワフルに輝いている姿に刺激を受けます」

大会歴2年目の今年は、日本大会で10位以内を目指す。

「大会ごとに自分を更新し、いつかベテラン選手に並べる自分になりたいです。結婚も大会もゴールではなく、通過点。向上した自分で未来を生きていきたいです」

小さな努力は、慌ただしい毎日についおざなりになってしまいがちだ。スクワット1回、腹筋1回。言い訳を考えつく前に動き出すことが、きっと明日の自分を少しだけ向上させてくれる。

おのなえさん

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取材:にしかわ花 撮影:上村倫代

執筆者:にしかわ花
『IRONMAN』『FITNESS LOVE』『月刊ボディビルディング』『Womans'SHAPE』寄稿。広告・コピーライティング・SNS運用。ジュラシックアカデミーとエクサイズでボディメイクに奮闘している。

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