大学病院で内科医として働く高田奈央(たかだ・なお/32)さんは、医療現場で日々患者と向き合う一方、自らの身体づくりにも情熱を注いでいる。
【写真】ピンクのビキニが映える、高田奈央さんのスレンダー美ボディ
9月28日(日)に高知県でベストボディ・ジャパン主催の『モデルジャパン高知龍馬大会』が開催され、高田さんはレディースクラス(30〜39歳)でグランプリを獲得した。
医者という多忙な職業ながら、どのようにボディメイクライフを送り、継続させているのだろうか。
水着姿の自分を見て愕然、ボディメイクを決意
高田さんが本格的なボディメイクを始めたきっかけは、水着姿の自分に愕然としたことだった。
「旅行先で水着になった自分を見て愕然としたんです。これまで『細い』と言われていたのに、お腹周りや背中にすごくお肉がついていて……。きれいな身体になりたいと思ったのが大きなきっかけでした」
すでにジムへ通っていたが、水着姿にショックを受けた29歳のときにパーソナルトレーニングを導入。その理由は、「一人だとサボってしまうことが多かった」から。そしてそのときに出会ったトレーナーによって、本格的なボディメイクの道がスタートした。
トレーニングを続ける中で、高田さんの身体には確かな変化が現れた。筋肉をつけたことで身体全体が引き締まって見えるようになった。
「さまざまな種目をしますが、シーテッドロウで背中が、ヒップスラストでお尻が引き上がりました。タイトめのゴージャスな服装が似合うようになったこと、脚が長く見えるようになったことがうれしいです」と、高田さん。
シーテッドロウの重さはおよそ15〜20kgでコントロール重視の動きを意識している。ヒップスラストはバーベルを使わず自重で行い、女性らしいラインを意識したメニューとなっているそうだ。
「見た目の変化はもちろん、PFCバランスが整った食事、高タンパク質で良質な脂質を取っていたから肌がきれいになりました! また、睡眠時間をしっかり確保するようになったんです」と、トレーニングが日常の質を高めてくれることを実感したという。
待ち受けには「憧れの身体」を
高田さんは現在、1日2回ジムに通う日を週に2〜3日、そして週1回のピラティスにも通っている。朝は6時半に起床し、ウォーキングなどの有酸素運動を30分程度行う。その後、ジムで30分ほどのトレーニングを行ってから出勤。仕事が終わった夜もジムに足を運び、集中して短時間トレーニングを行っている。
「私のモチベーションを保つ方法は、憧れの韓国モデルのトレーニングウェア姿をスマホの待ち受けにすること。スマホを開くたびに目に入るので、意識づけられます」
忙しい生活の中でもボディメイクに励む高田さん。「自分のスケジュールの中に筋トレ時間を組むことで、仕事効率も上がりました」と話すように、ボディメイクは身体だけでなく日々の生活にもメリハリを与えてくれたようだ。
次ページ:ピンクのビキニが映える、高田奈央さんのスレンダー美ボディ
取材・文:小笠拡子 大会写真:山口夏織
小笠拡子(おがさ・ひろこ)
ボディビルにハマり、毎年筋肉鑑賞への課金が止まらない地方在住のフリーランスライター。IRONMAN・月刊ボディビルディング・Woman’s SHAPEなどで執筆・編集活動を行う。筋肉観戦が大好きなので、毎月コツコツ大会鑑賞の貯金をしている。
-ベストボディ選手, コンテスト
-BBJ, ベストボディジャパン, モデルジャパン











