10月26日(日)、『ベストボディ・ジャパン2025関西大会』が大阪国際交流センターで開催された。クイーンクラス(50歳〜59歳)では、玉井裕子(たまい・ゆうこ/55)さんが4位、妹の谷口順子さんも5位となり、姉妹での入賞となった。
増量するためのトレーニングと食事
「去年までは細身が評価されるモデル部門に出場していました。今年からベストボディ部門に出場することに決めたので、トレーニングも食事もがんばりました」
身体を大きくするために、地元和歌山と大阪で週2回のパーソナルトレーニングを受け、週2回は24時間ジムでトレーニングをした。
「和歌山のパーソナルジムでは、ダンベルサイドレイズ、チェストプレス、ラットプルダウン、ルーマニアンデッドリフトなど、身体を大きくするメニューに取り組み、大阪では主に上半身や、体幹を安定させるトレーニングをしました。3カ月くらいで効果が出てきて、トレーナーさんに『大きくなった』と言われるようになりました」
「食事は、白米130g~140gを3食と、魚、鶏、牛肉、プロテインを飲み、ジャンキーなものは避けて体重を4kg増やしました。大好きなお酒も1~2週間に一度、外食したときだけに留めて、大会1カ月前からは断酒しました」
姉妹で大会出場を果たす
玉井さんには3歳下の妹、順子さんがいる。
「大会に出るとモチベーションが上がり、いつもきれいでいられるし、妹はぽっちゃりしていたので、『ダイエットしてくれたらいいな』、と思って、3年くらい前から一緒に出ようと誘っていました。そのたびに『絶対出ぇへん、ありえへん』と言われ続けていたんです」
1年ほど前、家業の化粧品販売店で共に働く2人は、出張で大阪へ行くことになった。会議前に入れていたパーソナルトレーニングに順子さんが付いてきたことが転機となった。
「私のトレーニング姿を見て、『私も痩せられるかも』と思ったみたいです。トレーニングを始めて14kgのダイエットに成功し、大会に出場することになりました。別人のように変わった妹は本当に頑張ったと思います。大会では同じクラスのゼッケン1番と2番だったので、後ろを振り向くと妹がいて、『夢の舞台やなぁ』と話してステージに向かいました。ジムで合トレしたり、ポージング練習をしたり、共通の話題も増えて、本当に幸せです」
取材:あまのともこ 撮影:岡 暁
主に『FITNESS LOVE』で執筆中。自身もボディコンテストに出場している。JBBF京都府オープン大会ビキニフィットネス(身長別)3位。マッスルゲート四国大会ビキニフィットネス2位。











