ベストボディ選手 コンテスト

24歳が初コンテストでグランプリ 昨年、筋トレを始めるまでの食事は「1日1食カップラーメンだけの日もあった」

10月26日(日)、『ベストボディ・ジャパン2025関西大会』が大阪国際交流センターで開催され、ガールズクラス(18歳〜29歳)では、高橋あかり(たかはし・あかり/24)さんがグランプリに輝いた。1年前までは現在のしなやかな身体からは想像もできない生活を送っていたという。

【写真】健康的なボディを手に入れた高橋あかりさん

不健康だった毎日

トレーニングを始める前の高橋さんは不健康な毎日を送っていた。

「とにかく体力もバイタリティもなく、引きこもりがちで、夜更かしもよくしていました。食事は1日1食、カップラーメンだけの日もありましたし、プロテインだけの日もありました。食べないとエネルギーがないのでバイタリティがなくなるのは当たり前ですよね」

そんな生活から抜け出すきっかけになったのは筋トレだった。

「筋トレは1年前から始めました。不健康な毎日に嫌気がさして、『このままじゃダメだ、変わりたい』と思ったのです」

週2回の筋トレを続け、半年が過ぎたころ、パーソナルトレーナーから声をかけられたという。

「『大会に出てみたら?』と勧められました。最初は自分が出られるものなのか、減量や筋トレ、有酸素運動を今よりも頑張れるのか、という不安もあり悩んでいましたが、『変わりたい!何か本気で頑張れることを見つけたい』という気持ちがあり挑戦することにしました」

大会に出ると決めた9月から筋トレは週3回、主にお尻、背中、胸、二の腕、肩をトレーニングしてきたそうだ。

「トレーニングを始めてメンタル面が強くなりました。身体はもちろん変わりましたが、メンタルが弱かった自分が嘘のようにポジティブ人間に変わりました。これまでは上手くいかないことがあったら諦めていたのに、できるようになるまで努力できるようになりました。気分の浮き沈みがなくなり、周りからは明るくなったと言われます」

食事内容も以前とは全く違うものになった。

「毎日グラム数を計り、4回の食事は基本的に同じものを食べるようにしました。調味料は岩塩とブラックペッパーのみです。無性にジャンキーなものを食べたくなるときもありますが、大食い動画などを視聴して我慢しています」

高橋さんは初挑戦の大会でグランプリという最高の結果を出すことができた。

「停滞期で何をしても減らないときなど、しんどいこともありますが、本気で頑張れることに出合えることはとても幸せなことだと思いました!ベスボに向けて努力している今がとても充実しています」

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取材:あまのともこ 撮影:岡 暁

執筆者:あまのともこ
主に『FITNESS LOVE』で執筆中。自身もボディコンテストに出場している。JBBF京都府オープン大会ビキニフィットネス(身長別)3位。マッスルゲート四国大会ビキニフィットネス2位。

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