12月20日(土)、21日(日)の2日間、東京・品川インターシティホールでマッスルゲート実行委員会主催の『ゴールドジム JAPANCUP2025』(以下、ジャパンカップ)が開催された。今大会では、マスキュラーフィジーク一般の部2位、クラシックフィジーク175cm超級2位、ボディビル75kg超級3位という結果を残した椎名迅(しいな・すみや/31)さんがJ SPORTS賞を受賞。大会を終えた直後の心境を聞いた。
【写真】椎名迅さんのキレのある僧帽筋・広背筋と迫力のあるポージングを含む5枚

驚異の三冠を引っ提げて今大会に
「優勝を取れなかったのは非常に悔しいです。でも、応援に来てくださった方々から『かっこよかった』という声をたくさんいただけたので、それはうれしかったです」
そう話す椎名さんはトレーニング歴12年、競技歴3年というトレーニング愛好家だ。子どものころから身体を動かすことが好きだったことから、自然とジムでのトレーニングを始めた。
「通っているジムで、周囲から『いい身体をしているんだから出た方がいい』と繰り返し勧められていました。それに、何か目標があった方が良い人生を送れると思い、大会参加を決めました」
2025年は『マッスルゲート茨城大会』でマスキュラーフィジーク、ボディビル75kg超級、クラシックフィジーク175cm超級で三冠を果たす。それによって今大会への切符を手にしたことから、椎名さんに大会参加を勧める周囲の目は正しかったと言えるだろう。
トレーニングを「作業」にしない
椎名さんは現在、仕事の合間を縫って昼に週4日のトレーニングを行っている。「やろうと思えば毎日することもできる」と言うが、そうしないのには理由がある。
「毎日行くと、トレーニングのメニューも毎日続けられるものになってしまうからです。あえて、2日に1日、3日に2日のようにランダムに通って休む期間を設けることで、身体がトレーニングに慣れることを避ける狙いもあります」
身体づくりに欠かせない要素である食事に関しては、基本的にカロリーや栄養バランスを気にせずに好きなものを食べている。
「友人と会えば、お酒を飲むし、脂っこいものも食べます。それ以上にトレーニングで消費すれば問題ないと思います」
カロリーの摂取と消費を繰り返すことで身体が大きくなって馬力が出るといい、不要な節制をしないのが椎名さんの食事とトレーニングのスタイルだ。
今大会でも実力を見せつけ、注目を集めた椎名さんの今後が気になる人も多いだろう。
「一日中身体を動かせるような生活をしたいです。そのうちの一つとして、フィットネス競技に時間を割きたいですね」
独自のペースとポリシーで結果を出し続けている椎名さんは、今後もぶれずに自身の道を突き進むのだろう。
【マッスルゲートアンチドーピング活動】
マッスルゲートはJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト大会である。
執筆者:増田洋子
編集・ライター。インタビューが好きで医療、ITなどを中心にさまざまなジャンルで執筆中。現在は週に4日、ジムでのんびり運動をしている。東京都在住。
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取材:増田洋子 撮影:北岡一浩










