6月20日、三重県総合文化センター中ホールにて『ベストボディ・ジャパン2026三重・津大会』が開催された。モデルジャパン部門レディースクラス(30歳~39歳)では、『モデルジャパン2020日本大会』で5位入賞した佐久真仁妃采(さくま・にいな/30)さんがグランプリに輝いた。
【写真】佐久真仁妃采さんの引きあがったヒップ(ステージ写真5枚)

佐久真さんは元々美容看護師で、5年ほど前からパーソナルトレーナーと美容看護師のダブルワークをしていた。2年前にパーソナルトレーナーとして独立し、自宅サロンで仕事をしていたが、順調にクライアントが増え、今年3月に新店舗をオープンしたところだ。
「ベストボディに初めて出場したとき、ママさん選手がたくさんいらっしゃって、『産後に出場されているの、かっこいいな』とあこがれていました。私もお客様のお手本になれるようにがんばろうと思い、もう一度ベストボディに挑戦しました」
3歳の子育てと仕事、大会との両立のため4時起き生活
3歳になる子どもの子育てと、新店舗での仕事、そして大会出場。佐久真さんは生活を朝型にシフトした。
「朝だとイレギュラーが少なく、自分の時間を確保しやすいので、毎朝4時に起きています。朝食までに小一時間、ランニングなど有酸素運動をするのですが、疲れていたり、雨が降ったりしているときは自己啓発本や、栄養学などの読書をします。子どもを保育園に送って、9時には職場に行き、10時からセッション開始。遅いときは夜10時まで仕事をすることもあります。遅くなるときは主人が保育園のお迎えに行って、家事育児をしてくれます。減量食も作ってくれますし、臨機応変にサポートしてくれます」
セッションの合間に自分のトレーニングをし、今年1月からは週1回パーソナルトレーニングにも通った。
「パーソナルトレーニングで追い込んでもらったり、体幹強化やピラティス、お尻や背中を強化したりしました。客観的な視点で見てもらえることがとてもよかったと思います」
食べて痩せる工夫
減量は以前、食事をかなりカットし、有酸素運動や筋トレも限界までやっていたが、今回はストレスなく取り組むことを意識したそうだ。
「今回は『しっかり食べて痩せる』を意識し健康的に過ごしました。炭水化物は白米、五穀米、さつまいも、オートミール、日本蕎麦、全粒粉のパン、1つに絞らないことで満足度も高かったです。お腹がすいたときは、デーツやナッツを間食にしたり、プロテインスムージーを作ったりして、空腹感を乗り越えました。しっかり睡眠や休息も入れて、ステージで元気な状態、フレッシュな状態で立てるよう意識していました。今までとは全く違う方法での減量だったので、最初は不安だったのですが、身体は今まで以上に変わっていき、絞りも見た目も過去の自分を越えられたと思っています。それが自信になり、久しぶりのステージはしっかり楽しむことができました」
この3年間で考え方も変わった。
「最初は『育児に専念しなきゃ』、とか『やりたいことはやっちゃだめだ』みたいに思っていました。でも一人で挑戦するのではなく、主人と子どもにも応援に来てもらって、家族で一緒に取り組めたことが、グランプリにつながったと思います」
仕事や育児などに追われていても、目標に向かって挑戦することはできる。佐久真さんの姿は、多くの人に一歩を踏み出す勇気を与えてくれるはずだ。
次ページ:佐久真仁妃采さんの引きあがったヒップ(ステージ写真5枚)
取材:あまのともこ 撮影:岡暁
主に『FITNESS LOVE』で執筆中。2021年~2025年JBBF登録選手。JBBF京都府オープン大会ビキニフィットネス(身長別)3位。マッスルゲート四国大会ビキニフィットネス2位。










