6月20日、三重県総合文化センター中ホールにて『ベストボディ・ジャパン2026三重・津大会』が開催された。ベストボディ部門クイーンクラス(50歳~59歳)では、伊藤雅子(いとう・まさこ)さんが3位入賞した。

中高生と一緒のダンスクラスが筋トレ開始のきっかけ
伊藤さんは、旅行会社に勤める会社員。営業職のベテランだが、添乗の仕事をすることもあるそうだ。2020年、会社の先輩がベストボディに出場すると聞いて応援に行った。
「普段からきれいにされている方だけれど、ステージに立つとこんなに変わるんだ、と感動しました。キラキラしていてまぶしかったです」
伊藤さんは小学校から高校まで新体操、大学からはエアロビクスダンスを始め、社会人になってからも続けていた。出産を挟んで10年ブランクがあるが、娘さんがダンスを習い始めたタイミングで伊藤さんも再びダンスに取り組むようになった。
「大人のクラスにいると違和感がないのに、10代の中高生と踊るクラスに入ると体型が違って『私の見た目はちょっとまずいぞ』と思いました」
娘さんは大学受験で勉強をがんばっている時期。会社の先輩の影響と、ダンスで感じた見た目への焦り、娘さんと一緒に何かがんばりたいという3つのきっかけで伊藤さんもベストボディ・ジャパン出場をめざしてトレーニングを始めた。
週1回1時間のパーソナルトレーニングでは全身のトレーニングをするが、お尻と、弱点である広背筋は特に強化しているそうだ。筋トレはパーソナルトレーニングだけで、有酸素運動をするためにジムに通っている。仕事で21時ごろまで働く日もあるが、ダンスレッスンに通う週3回はなるべく残業しないように調整している。
「元々ネガティブではなかったけれど、さらにポジティブになりました」、伊藤さんは言う。
「6年以上ベストボディのステージに立ち続けているのは、出場しておられる方たちが努力されている様子を見て『自分も怠けてはいけないな』と刺激を受けるからです。ダンスは今、K-POPに一番力を入れています。中高生と一緒に踊ることができるのも筋トレをしているからこそです。若い子と同じくらいの体幹がないとK-POPは踊れないですが、私は自信を持って一緒に踊っています。ダンスの発表会でお腹を出してステージに立てるのもベストボディのおかげですね(笑)」
発表会では大学院生の娘さんとも一緒にステージで踊り、ダンスの先生には「誰よりも張りきっている」と言われた。
フルタイムの仕事にも手を抜かず、筋トレやダンスで身体を作ってコンテストにも出場を続ける伊藤さんのパワフルな毎日は、年齢や仕事を言い訳にせず挑戦を続けて輝く楽しさを教えてくれる。
取材:あまのともこ 撮影:岡暁
主に『FITNESS LOVE』で執筆中。2021年~2025年JBBF登録選手。JBBF京都府オープン大会ビキニフィットネス(身長別)3位。マッスルゲート四国大会ビキニフィットネス2位。










