マッスルゲート選手 コンテスト

34歳・偏食で不規則な食生活を改善してコンテスト優勝「数字の変化がうれしくて筋トレにハマりました」【筋トレ】

9月23日(火・祝)、『マッスルゲート奈良かしはら大会』が奈良県橿原文化会館で開催された。ドリームモデル158cm以下級で優勝したのは佐藤幸菜(さとう・ゆきな/34)さんだ。

【写真】佐藤幸菜さんのベンチプレスで作ったかっこいい上半身!

佐藤幸菜さん

健康とダイエット目的でジムへ入会

佐藤さんは10年以上ジムに通っている。

「飲酒や外食する機会が多かったので、健康とダイエット目的、フィットネスブームもありジムに通い始めました。最初は有酸素運動や軽くマシンで運動する程度で、しっかりトレーニングをするようになったのは4年くらい前です。初心者あるあるだと思うのですが、最初のころは回数を重ねるたびに重量を扱えるようになったり、ベンチプレス等の記録が伸びたりと数字で変化を感じられ、うれしくて徐々に筋トレにハマっていきました」

ベンチプレス大会やボディコンテストで活躍

「しっかり筋トレをし始めてから扱える重量も増えたので、パワーリフティングなどの大会に出場をしました。その後ボディメイクにも興味を持ち、食事などにも気を付けるようになり、美しく力強くステージに立っている選手の方々を見て、いつかキラキラとした衣装を身にまとって自分もそのステージに立ってみたいという思いがありました」

佐藤さんはベンチプレス大会や、パワーリフティング大会、ボディメイク大会に出場するようになった。昨年行われた『第35回関東ベンチプレス選手権大会』47kg級で2位、同年『JBBF群馬県ボディビル選手権大会』ではレギンスカテゴリーのビギナーズフィットネスで2位、今年の『JBBF金沢市ボディビル・フィットネスオープン大会』のドレスカテゴリー、ビギナーフィットモデルで4位の成績を収めた。

週6日身体を動かす

「時間は1時間半ほどで、週6日トレーニングすることもあります。ストレッチや有酸素運動も入れながら、何かしら身体を動かしています。私は自己流の重量を重視したトレーニングを数年間続けたことで、筋肉の付き方にむらがあり、変な癖もついていました。改善のために、背中の左右差や、肩が上がってしまう癖を直し、リアにしっかり効かせられるようにパーソナルで指導していただきました。ストレッチ系の種目が苦手で、身体も硬く、姿勢も悪く、柔軟性が著しく欠けているので、トレーニングの質向上と共に柔軟性も強化していきたいです」

偏食を改善

「元々好き嫌いが多く、食べたり食べなかったりと思うがままの食生活をしており、かなりの偏食でした。筋トレをしっかりし始めてからも、最初のうちは食生活を改善できず、思うように身体の変化を感じられなかったことで、食事の重要性を実感しました。キノコ類やブロッコリーなど野菜全般が苦手だったのですが、栄養素を理解して『食べてみよう』と思ってからは自然に食べられるようになりました。味付けは塩のみで、これといった制限はあまりせず、なるべく規則正しい食生活を心掛けています。小麦や甘いものが好きなので、取りすぎには注意して、頑張ったときのご褒美程度にと心に決めています」

「食生活の改善も図り、食へのありがたみも増しました」佐藤さんは言う。

「身体を動かすことが習慣化されて心身共に元気になったと感じ、メリハリのある日常へと変化したと感じています。これからも筋トレをしながら心身共に健康的で、自分らしくありたいです」

【マッスルゲートアンチドーピング活動】
マッスルゲートはJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト大会である。

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取材:あまのともこ 撮影:上村倫代

執筆者:あまのともこ
主に『FITNESS LOVE』で執筆中。自身もボディコンテストに出場している。JBBF京都府オープン大会ビキニフィットネス(身長別)3位。マッスルゲート四国大会ビキニフィットネス2位。

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