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美しい小尻で可憐なサラブレッドモデルが「米一口も食べない」生活を一転 ボディコンテストで掴んだ「本物の自己肯定感」

スポットライトの下、モデルとして華やかに活躍しながら、昨年からボディコンテスト『ベストボディ・ジャパン』に挑戦したことで注目を集めるにかさん(30)。にかさんは両親ともにモデルというDNAを受け継ぎ、自身も20歳からモデル業をスタート。現在はモデル活動と並行して、アイラッシュサロン(まつ毛エクステなどを提供)の経営を手掛ける多才な女性だ。彼女の知られざるこれまでの道のりと、健康的なボディメイクに目覚めたきっかけに迫る。

【写真】可憐な美小尻のバックショットも!にかさんのヘルシースリムボディ

過酷な食事制限の日々と健康美との出会い

にかさんはモデル業を始めた当初、体型維持のために過酷な食事管理に挑んでいた。

「お米を一口も食べない糖質制限を4年間続けました。さらに朝は腹筋100回を日課にしていました。お酒が大好きで主食と呼べるほど飲んでいたため、糖質過多を防ぐつもりで始めた生活でした」

しかし、その結果は想像以上に壮絶なものだった。

「体重は落ちたものの、身体にハリがなくなり肌荒れが目立つように。筋トレの効果も出ず、痩せを通り越して貧相な印象になってしまいました。また、一度でも糖質を摂ると食欲がコントロールできなくなってリバウンドし、元の体重以上に増えるというループに悩まされ続けていました」

転機が訪れたのは3年前。友人がベストボディ・ジャパンに出場し、そのステージを観戦したことがきっかけだ。友人が磨かれた身体で輝きを放つ姿にとてつもなく感動したという。

「そのころ、偶然知り合いがオープンしたジムに通い始めました。そこで出場を勧められてコンテストへの挑戦を決意しました。食事管理を学び直し、実は糖質は味方なんだとわかってそれまでの制限を見直しました」

こうして食事から糖質を3食取るようになったことで、体調は劇的に改善した。

「まず、あんなに繰り返していたリバウンドがなくなりました。減量末期とオフシーズンの体重差ですらたった2kgです。また、肌にツヤが戻り、筋トレの効果が発揮されるようになり身体が引き締まりました。みるみる変わっていく体型に自己肯定感が上がりました」

健康的なボディメイクを通じて、自分自身を肯定する喜びを知ったという。

別世界への感動 そして夢の実現にむけて

大会でステージに立った感想を、にかさんはこう振り返る。

「ランウェイとも撮影とも違うドキドキとワクワクに圧倒されました。モデルとして人に見られることには慣れているはずでしたが、コンテストの舞台は別世界でした。舞台袖では緊張で震えが止まらず、練習の6割程度の力しか出せず悔しい思いもしました。それでも、私にとってこの経験は人生を変える大きな一歩となりました」

にかさん

未来へのビジョンは明確だ。

「これからも大会に挑戦して自分を磨いていきたいです。私生活ではアイラッシュサロンの経営を通じて、皆さんに美しさを提供していきたいです。自身が変身の楽しさを知っているからこそ、この喜びを多くの人に届けたいとより強く思うようになりました」

過酷な日々を乗り越えて「自分らしい美しさ」を見つけたにかさんは、同じく美しさを求める多くの人にそっと寄り添い、前に進むきっかけを作り続けている。

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取材:にしかわ花 写真提供:にか

執筆者:にしかわ花
『IRONMAN』『FITNESS LOVE』『月刊ボディビルディング』寄稿。広告・コピーライティング・SNS運用。ジュラシックアカデミーでボディメイクに奮闘している。

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