ベストボディ選手 コンテスト

32歳が「くびれボディ」でコンテスト2位 トレーニングのメインはストレッチや自重

「大好物のラーメンも、今では大会後のご褒美という楽しみにとっています」

2025年の『ベストボディ・ジャパン』国内開幕戦、近畿大会が4月5日、大阪国際交流センターで行われた。レディースクラス(30歳~39歳)では強力萌(ごうりき・もえ/32)さんが準グランプリに輝いた。

【写真】強力萌さんのくびれボディ

強力さんはコンテスト出場2年目。昨年から試行錯誤し、自分に合う食事内容をさがしてきたそうだ。

「いろいろな意見があると思いますが、私の場合朝食はプロテインのみです。朝にしっかりと食べていた時期もありましたが、身体も頭も鈍くなり、プロテインだけの方が午前中の仕事の集中力がアップしました。お昼は雑穀米150g、焼き鮭、ゆでたまご、キムチ、納豆、ブロッコリーが定番。焼き鮭が焼き鯖や鶏ムネ肉になる事もあります。減量期に入るとお米の量を調整し、大会直前は味付けなしの牛肉だけを食べます。夜はフルーツを食べることが多いですが、お腹いっぱい食べないように気をつけながら夫と同じメニューを食べることもあります」

「今のところ、このメニューが私の身体に合っていると感じています」、と強力さん。

「人それぞれだと思うので、食事に関しては色々な方法を期間を決めて実行して、どれが一番自分に合っているのか実験してみるしかないと思います。慣れてくると、食べたいものを我慢する感覚も減ってきて、身体に良くないと思っているものは自然と欲さなくなります」

身体づくりに関しては強度の高いトレーニングはしていないという。

「股関節が硬すぎるのと、肩に軽い脱臼癖みたいなものもあって可動域が狭すぎるので、皆さんがイメージしているようなガンガン重量を扱うトレーニングはしていないです。トレーニングは基本1時間、時間があるときは2時間しますが、ストレッチや自重トレーニングがメインです。胸筋や広背筋の筋トレのみマシンを使ったトレーニングをしますが、それ以外のトレーニングやストレッチは家でできるようなメニューばかりです。トレーナーさんが私の今の身体に合ったメニューを考えてくれて、家でする宿題を出してくれます」

食事も身体づくりもがんばるのは日本一という目標があるからだ。

「日ごろから日本一に相応しい行動を心がけているつもりです。去年は1年目だったのでフレッシュさが強みでしたが、今年からは『強さ』を出していきたいです。去年観戦に来ていただけなかった方たちから、『今年は絶対に生のステージを見たい!会場に応援に行きたい!』と言っていただき、応援団が増えたことがとっても励みになっています。また、有給休暇をいただいて大会に行く私を『頑張ってきてね』と送り出してくれる職場の皆さん、いつも会場へ応援に来てくれる両親、そしてステージは違うけれど、一番近くで応援してくれている夫、ステージに立てることが当たり前ではないということ、チャレンジさせてもらえる環境に心から感謝して今年もステージに挑みます」

直近の目標は8月の大阪大会。

「大阪大会2連覇!!応援してくれる皆と喜びを分かち合いたいので必ず成し遂げます」
強力萌さん

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取材:あまのともこ 撮影:岡暁

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