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コンテスト初出場の44歳トレーナーがスレンダーボディで3位入賞 筋トレを始めて姿勢がよくなり若く見られるように

4月20日、三重県総合文化センターで行われた『ベストボディ・ジャパン2025三重・津大会』。ウーマンズクラス(40歳~49歳)では初出場の井野口佳子(いのぐち・けいこ/44)さんが3位入賞した。

【写真】井野口佳子さんのスレンダーボディ

井野口さんが筋トレを始めたのは12年前。

「パーソナルトレーナーの資格を取るのがきっかけでした。高校まで陸上競技をしていましたが怪我が多く、チームのサポートをしていたこともあり、アスレティックトレーナーになりたいという夢がありました。子育てもひと段落して、改めてトレーナーをしてみたい!という気持ちが出てきたので当時勤めていたフィットネスジムでパーソナルトレーナー養成講座を受講して資格を取りました」

「今は20代、30代の女性の方のダイエットや運動不足解消など、ウエイトを使ったトレーニングや、マシンピラティスの指導をしている」という井野口さん。

「お客様に喜んでいただけることと、目標達成に向けてサポートできることにやりがいを感じています。個々に合った機能改善やトレーニングメニューを組むことは難しいですが、それは勉強にもなり楽しさでもあるので、トレーナーの仕事ができることに感謝しています」

自身のトレーニングは毎日行っているそうだ。

「重量が必要なトレーニングはジムで週1、2回、スクワット、ヒップスラスト、デットリフトなどをしています。自重のトレーニングは毎日、ブルガリアンスクワットや腹筋など、1種目でも取り組んでいます」

食事は脂質と塩分に気をつけているという。

「最初はアプリで毎日記録して、自分の摂取カロリーや偏りを知ることから始めました。記録を付けていくうちに、だいたいの摂取カロリーが分かるようになったので、今は付けていません。朝と昼は、米かさつまいもとバナナ、野菜、納豆、魚、ヨーグルトなど、脂質に気をつけて比較的普通に、特に朝はしっかり食べます。夜は春雨スープと野菜です。一番好んで食べているのは、焼き芋とキャベツとアボカド、オイコスのヨーグルトです。動物性たんぱく質が身体に合わないので、鶏肉などはあまり取っていません。プロテインもソイプロテインで1日1回飲んでいます」

筋トレを始めて良かったことがたくさんある。

「姿勢が良くなるので、若く見られることが多いです。暴飲暴食は普段からしませんが、好きな物を食べたいと思ってある程度食べても太りません。好きな服が着られますし、身体を動かすのが苦ではなくなるので、アクティブに趣味を楽しめます」

次戦は名古屋大会に出場予定だ。

「今回は初出場でとても勉強になりました。次はグランプリ取りたいので、引き続き身体作りしていきます」

井野口佳子さん

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取材:あまのともこ 撮影:岡 暁

執筆者:あまのともこ
主に『FITNESS LOVE』で執筆中。自身もボディコンテストに出場している。JBBF京都府オープン大会ビキニフィットネス(身長別)3位。マッスルゲート四国大会ビキニフィットネス2位。

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