9月7日(日)、横須賀市文化会館で行われたベストボディ・ジャパン主催『ジャンル別・職業別東日本大会』。ミス・ベストボディ・グラビア部門で準グランプリに輝いたのが、角川慶子(かどかわ・けいこ/51)さん。元アイドルという経歴を持ち、普段は『モデルジャパン』のクイーンクラス(50〜59歳)で活躍する角川さんがこの新部門設立をきっかけに、『ベストボディ・ジャパン』の舞台に初出場した。
「私は以前、週刊誌のグラビアや写真集などでグラビアアイドルとしても活動していました。グラビア部門新設と聞いて今回、友人でセクシータレントの乃亜ちゃんも誘っての出場を決め、『2人でプロの力を見せてやるぜ!』と、とにかく楽しむつもりでこの舞台に挑戦しました!」
直近の東京大会(8/23開催)から2週間で2kg減と自己最高ボディに仕上げ、またヘアメイクも大きくイメチェンして挑んだ。
「いままで黒髪ロングで通してきたのですが、3年ぶりにハイライトを入れてイメージをがらっと変えました。周りをびっくりさせたくて、前日のリハーサルでは黒髪、その後に髪色を変えてきました」
モデルジャパンより筋肉量を求められるベストボディ・ジャパンという“部門”を意識したステージングも心がけた。
「いつもは肩幅が狭く見えるよう意識しているのですが、今回はわざと肘の位置を張ってみました。ポージングはグラビアの撮影のようなイメージで」
エイジレスボディで大会出場を心から楽しむその姿からは意外に感じるが、実は持病とうまく付き合いながらの生活を送っているのだと言う。
「ひどい疲労感とメンタルの乱高下があり、女性ホルモンによる不調かと思い婦人科を受診しましたが解決せず、違う病院で甲状腺ホルモン低下症(橋本病)と診断されました。治療薬で甲状腺ホルモンのチラージンという薬を飲むのですが、副作用として代謝が上がり体重が39kgまで落ちてしまい『さすがにこのままでは死んでしまう』と、とにかく食べて鍛えて。現在はベスト体重44kgをキープできています」
いま現在身体の仕上がりは万全だが、今後日本大会(11/23開催予定)までの大会には出場エントリーをしていない。
「娘の大学受験がありしばらく大会出場は難しいのですが、ルーティンである毎日の自重トレーニングとパーソナルを続けてもっとお尻を大きく育て、また週1回のエステで身体のむくみもケアして、現在の自己最高ボディを超えるいい身体を目指したいと思っています」
ベストボディ・ジャパン『ジャンル別・職業別東日本大会』を「年に一度のお祭りのよう」と感じ、グラビア部門への出場は「出ることに意義がある」という考えだが、主戦場であるモデルジャパンでの志は高く、また好奇心も尽きない。
「モデルジャパンの日本大会で優勝することが今の目標です。そのあとになりますが、『ベストボディ・アワード(12/13開催予定)』のドレス部門にも挑戦してみたいです。それから今回グラビア部門出場がすごく楽しかったので、今後デジタル写真集を出せたらとも思っています!」
取材:大塚真奈美 撮影:荒熊流星
執筆者:大塚真奈美
編集者・ライター。ヘルス&フィットネス、美容、グルメなどの分野で企画・編集・取材・執筆。群馬県出身、東京都在住。
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