10月26日(日)、ベストボディ・ジャパン協会主催『モデルジャパン2025関西大会』が大阪国際交流センターで開催された。レディースクラス(30歳〜39歳)では、佐藤友香(さとう・ゆか/36)さんが4位入賞した。
「自分を変えたい!」の思いで大会挑戦
佐藤さんは、2024年4月からトレーニングを始めた。
「友人がベストボディに出るために努力をしてきれいになった姿を見て、『私も挑戦したい!』と思いました。私は元々内向的で、人前に出るのが苦手。自分に自信がないわけではないけれど、自己肯定感が低い人間でした。『そんな自分を変えたい!ベストボディに出ている選手みたいにキラキラ輝きたい。人生をもっと豊かにしたい!この世界に飛び込んでみたら何かが変わるかもしれない!』という期待も込めて、大会出場を決めました」
コンディショニング中心のトレーニング
「現在はコンディショニングトレーニングがメインで週1回のパーソナル、週2〜3回の自宅トレーニング、余力があればジムでウエイトトレーニングを行っています。私は決してムキムキになりたいわけではなく、『普段から堂々と姿勢良くきれいに立ちたい。きれいに歩きたい』と思っていました。コンディショニングトレーニングに出会ったことで、それまでのトレーニングの概念が変わりました。大会に出るための身体作りももちろん大事ですが、長い人生の中で、美しく健康でいられる時間をいかにのばすかということに重点を置いてトレーニングに取り組んでいます。そのため、重量を扱うトレーニングより、ストレッチ種目やピラティスを取り入れています」
「トレーニングはやったらやった分だけ身体にちゃんと現れてくれる。努力が必ず報われるモノだ」と佐藤さんは感じている。
「身体が変わっていくのを実感すると、さらにモチベーションが上がりますし、頑張れるのでプラスのサイクルができています。また、舞台上だけきれいな姿勢を維持するのは難しく、普段から意識して気を付けるようになったので、周囲からは『姿勢が良くなった』と言われることが増えました。またマイナス思考になってしまったとき、無我夢中でトレーニングをすると、いつの間にか気分が晴れていることが多々あるので、身体を動かすことはメンタルヘルスにも良い影響があるのだなと実感しています」
続けやすさが一番
「食事に関しては、添加物は極力避けていますが、PFCバランスはあまりきっちり計算していません。ボディメイクは大会のためだけでなく、大会に出なくなっても続けたいと思っているので、長い目で見て続けやすいのが一番だと考えています」
「普段の食事は凝ったものは作らず、蒸籠で素材を蒸して塩をつけて食べるシンプルな食事が多いです。蒸すことすら面倒くさいときは冷凍のブロッコリーやかぼちゃを使用することも多々あります。外食するときは気にせず食べて、その代わりたくさん食べた日は有酸素運動を少し多めに取り入れたり、前後で調整したりしています。気分が乗ったときはパンやスイーツを手作りすることもあります。食べたいものを無添加でローカロリーに食べられる方法を探すのも楽しいです」
大会出場で美意識も上がり人生が豊かに!
「ベストボディには2024年から挑戦し、今年で2年目になります。地方大会は通算11大会出場し、まだ1度もグランプリをいただいたことはありません。しかし、努力していない人なんて1人もいないこの世界に身を置くことで、確実に美意識も上がり、人生が豊かになっていると実感しています。これからも勝敗に拘りすぎず、挑戦し続けたいと思います!」
「ボディメイクの大会は個人競技で孤独を感じることもありますが、親身に身体作りのサポートをしてくださるトレーナーさん、いつも温かくご指導いただく公認講師の先生方、SNSを通じて応援してくださる方々や、家族、友人、全ての方々の支えに心から感謝しています。必ず強くなるので、これからも見守っていただけたらうれしいです」
取材:あまのともこ 撮影:岡暁
主に『FITNESS LOVE』で執筆中。自身もボディコンテストに出場している。JBBF京都府オープン大会ビキニフィットネス(身長別)3位。マッスルゲート四国大会ビキニフィットネス2位。











