ベストボディ選手 コンテスト

35年ぶりのバク転に成功した53歳がグランプリ!「いつまでも若々しくスタジオのみんなと踊っていきたい」【筋トレ】

10月26日(日)、ベストボディ・ジャパン協会主催『モデルジャパン2025関西大会』が大阪国際交流センターで開催された。クイーンクラス(50歳〜59歳)では、麻岡荘子(あさおか・しょうこ/53)さんがグランプリに輝いた。

【写真】麻岡荘子さんの引き締まったボディ

麻岡荘子さん

器械体操経験者でダンススタジオを経営

「高知市内でダンススタジオを経営しており、日ごろから身体はよく動かしますし、ストレッチや簡単な筋トレも毎日やっています。でも、生徒さんがやるのを見ることの方が多いので、年齢を重ねるうちにいつのまにか、日々の体力、筋力の衰えを感じるようになり、4年くらい前からパーソナルトレーニングに通い始めました。以前のように逆立ちや、バク転を軽々とやりたいな、という気持ちもありました」

月1、2回のパーソナルトレーニングに通い始めて間もなく、35年ぶりのバク転に成功。麻岡さんは、知人の出場する大会の応援に行き、とてもキラキラ輝いている姿を見て大会に出場することを決めた。

全身をバランスよく、呼吸トレーニングも実施

「大会に出始めてからは、パーソナルトレーニングも週1回は行くようにして、行けないときも自分でできることを、少しずつでも意識的に取り組むようにしています。ダンスをメインに活動しているので、特定の部位に絞るというよりは、全身をバランスよく動かせるようなトレーニングメニューを先生が考えてくださっています。肋骨をしっかり動かせるようにするための呼吸トレーニングも取り入れています」

「ストレッチは大好きで時間が許すならいつまでもやっていたいくらいです。逆に、重量を持ち上げることが本当に苦手で、少しずつでも鍛えていけたらいいな……と思います。コーヒーが大好きで1日に何杯も飲んでいたのが、トレーナーさんに水を飲むように勧められ、意識して飲むようになりました」

運動で家族時間も充実

麻岡さんの挑戦を家族や友人も応援している。

「29歳の娘と26歳の息子は交代でレッスンや大会に同行してくれて、慣れない場所で不安のないようにサポートしてくれます。道中がコミュニケーションの機会になってそれもまた楽しみの1つです。近くに住んでいるのになかなか会う機会がなかった姉とは週1回2時間、おしゃべりしながらウォーキングするようになり、ストレス解消でいい運動になっています。雨の日でも『傘をさして行こう』とウォーキングするくらい楽しんでいます」

美容部員の娘さんからは、スキンケア、ヘアケア、メイクアップ、ボディケアなどのアドバイスもあるそうだ。

「迷っている人がいたら背中を押してあげたい」、麻岡さんは言う。

「日々努力することがとっても楽しく、勇気を出してベストボディの大会に参加して良かったです。いつまでも若々しく元気にスタジオのみんなと踊っていけるように努力を続けていきたいと思います」

次ページ:麻岡荘子さんの引き締まったボディ

取材:あまのともこ 撮影:岡暁

執筆者:あまのともこ
主に『FITNESS LOVE』で執筆中。自身もボディコンテストに出場している。JBBF京都府オープン大会ビキニフィットネス(身長別)3位。マッスルゲート四国大会ビキニフィットネス2位。

-ベストボディ選手, コンテスト
-,

次のページへ >

おすすめトピック



佐藤奈々子選手
佐藤奈々子選手