「ボディメイクで人生が変わったというくらい、外見はもちろんのこと、内面が大きく変わりました。太っていたころから痩せて大会に出るまでになって周りの人から言われる言葉も変わりました。自分の人生も大切にしたいと思い、これまでの経験を生かして、トレーナーになりたいと思いました」

産後ダイエットからボディメイクし、人生で初めてビキニを着て2025年『ベストボディ・ジャパン』のモデルジャパン部門に出場。三重・津大会と、山梨・甲府大会で準グランプリ、静岡大会で3位の成績を収め、2026年は岐阜大会でグランプリに輝いた優奈(ゆうな/40)さん。今、優奈さんは大きな目標に向かって邁進中だ。
「私が挑戦することで、誰かの力になることができて、自分の幸せにお客様の幸せもついてきたら、これほど幸せなことないと思うようになりました」
優奈さんは1年前、ジムを経営する社長に意思を伝えて面談を重ねながら、三男が幼稚園に上がるタイミングを見計らって昨年11月からジムで研修を受け始めた。
「今まではパーソナルトレーニングを受ける側で、グローブをつけてもらったり、マシンセッティングをしてもらったり、フォーム指導も全てトレーナーさんがやってくれていました。今度は自分がトレーナーになる。声かけの仕方、フォーム説明の言語化、エラーの見つけ方、そのほかにも小さいこと一つひとつが難しいです」
小学生2人、幼稚園児1人。3人の子どもを育てながら、自身も大会へ挑戦し、仕事もする。バランスの取り方に苦労し、なかなか研修が進まないこともあった。優奈さん曰く「壁だらけ(笑)」。それでも優奈さんは前向きだ。
「自分のやりたいことを仕事にして、ジムに勤め始めたことで、研修前後には自分のトレーニングもできるようになりました。日々自分の身体に向き合い、コンプレックスを克服しつつ、やりたいことを貫いて、子ども達には私にしかできない母としての背中の見せ方ができればいいなと思っています。大きくなったときにわかってくれたらうれしいですね」
子育て真っ最中、40歳でトレーナーという新しい仕事を始める挑戦。
「試行錯誤しながらの経験も今後に生かせたら、と思っています。『ママだから、子育て中だから、もう歳だから』と、働くことや挑戦を諦めてしまっているお母さん、たくさんいると思うんです。私もその1人でした。同じような立場の方と一緒に働き方を考え、希望を与えられるような女性になりたいです」
取材:あまのともこ 写真提供:優奈
主に『FITNESS LOVE』で執筆中。自身もボディコンテストに出場している。JBBF京都府オープン大会ビキニフィットネス(身長別)3位。マッスルゲート四国大会ビキニフィットネス2位。
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