6月20日三重県総合文化センター中ホールにて、『ベストボディ・ジャパン2026三重・津大会』が開催された。ベストボディ部門クイーンクラス(50歳~59歳)では、鎌田恵美(かまた・えみ/57)さんが5位入賞した。
【写真】57歳に見えない!鎌田恵美さんの引き締まったボディライン(ステージ写真5枚)
筋トレ好きパワーでケガから驚異の回復
鎌田さんが筋トレを始めたのは15年前。
「40代になって筋力の衰えを感じ、皮膚のたるみ、張りのなさが気になっていました。近所にジムに通う男性がいて、『行ってみたら』と声をかけられ、何もしないよりはいいかな、と行ってみることにしました」
元々運動は得意でもなく、好きでもなかったが、近所のジムは年齢層も幅広く、サポートも手厚かった。ジムに慣れると、鎌田さんはフリーウエイトで高重量のトレーニングをするようになった。周りにベストボディ・ジャパンに出場している選手が何人かいたことと、地元三重県で初めて大会が開催されることが重なり、鎌田さんも2017年に初出場を果たした。
鎌田さんは人前に出ることが苦手だった。
「学生のころ、ステージで作文を読む機会がありました。緊張してロクに読めず、読めなかったのがくやしいし、できなかったのが恥ずかしくて、直後に40度の発熱をしてしまい、その後の授業には出ることができず、保健室で過ごしました。大会も大丈夫だろうか、と不安で、周りの選手にステージまで連れて行ってもらいました。緊張して何があったかも覚えていないけれど、受付、控室、最初から最後まで楽しかったので、苦手なことを克服できるかもしれないと思いました」
鎌田さんは2019年に再び出場して4位入賞したが、『これから』というときにケガをしてしまう。
「元々腰が悪かったのですが、脊椎狭窄症で片脚不随になって、しばらく寝たきりになってしまいました。足首から下は力が入らず、立てなくなり、治るのを待つしかない状態でしたが、2~3週間で徐々に復帰することができて、リハビリが始まる前に筋トレを始めました。そのくらいトレーニングが大好きになっていて、早く元に戻りたかったのです」
病院の先生も驚くほどの回復ぶりだったそうだ。
「片脚不随になってからは『また同じようになりたくない』と強く思い、『生涯笑顔で元気に動いて過ごせるように』と思うようになりました。今はジムに週4〜5日行きますが、筋トレは週1回、たまに2回ほどです。高重量のトレーニングをやめ、ストレッチ中心で身体を整え、自重や軽負荷のトレーニングをしています」
ベストボディ・ジャパンへの出場も今年10年目になった。
「未だにステージングが苦手で、一生懸命練習しているけれど、練習でできていてもステージでは思った以上にできません。それでもやめずに続けているのは、苦手なことを克服したいという気持ちと楽しいからで、自分のために出ています。今よりもっとメリハリあるボディラインにして、ステージングももっと思い描いている以上のものをできるようになりたいです」
10年目になっても、自身の可能性に挑み続ける鎌田さん。大好きなトレーニングを続けながら、苦手なステージングの克服にも向き合い、一歩ずつ成長を重ねている姿は、多くの人の刺激になるだろう。
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取材:あまのともこ 撮影:岡暁
主に『FITNESS LOVE』で執筆中。2021年~2025年JBBF登録選手。JBBF京都府オープン大会ビキニフィットネス(身長別)3位。マッスルゲート四国大会ビキニフィットネス2位。











