JBBF選手 コンテスト

27歳の会社員が太脚映える筋肉ボディでコンテスト日本大会入賞「なんとなく毎日を過ごす自分に焦り」ウェルネス挑戦

「昨日の自分より強く、逞しく、美しくなれたと自分で思えるよう努力し続けたいです。そして一人でも多くの人にウェルネスの美しさや、挑戦することの楽しさを伝えられる選手になりたいです」

7月26日(日)、岡山県岡山市の岡山芸術創造劇場ハレノワで開催された『オールジャパン・フィットネス・チャンピオンシップス2026』。ウェルネス163cm超級で3位入賞を果たした獺口真衣(おそぐち・まい/27)選手が語った。

【写真】27歳・獺口真衣さんの太脚際立つビキニステージショット(写真8枚)

獺口選手は2019年から2022年はビキニ選手として競技をしていたが、社会人1年目になったときに仕事と減量生活の両立が難しくなり、競技から一度離れる決断をした。

「仕事に集中しようと思い、期間は決めずにトレーニングを休んでいたんです。でも仕事に慣れてきたときに、生活には余裕があるはずなのに、なんとなく毎日を過ごしている自分に焦りを感じていました。『人生に目標が欲しい』と思うようになって、また競技に戻ろうかと迷っていたんです。ちょうどその頃にウェルネスというカテゴリーができました。女性らしさの中にある力強さやしなやかさに引かれて出場を決意しました」

理想とする身体は、『逞しさ』と『女性らしさ』が共存する身体だという。

「下半身の丸みや大きさ、全体的な筋量がありながらも、華やかさや柔らかい雰囲気を持った身体が理想です」

その理想へ近づくため、まずは身体のアウトラインづくりに取り組んでいる。

「脚の付け根から膝にかけて丸みのあるラインをつくることを意識しています。重さをしっかり対象筋へ乗せ、筋肉の起始と停止をイメージしながら収縮と伸展を行うことを大切にしています。またハード感を出すためには、多少チーティング(反動)を使ってでも高重量を扱うことや、動作スピードを一定にしない(下ろすときをゆっくり)ことを意識しています」

一度競技を離れた経験も、自分に合ったカテゴリーへ踏み出した勇気も、すべてが現在の成長につながっている。今回のオールジャパン3位という結果は、獺口選手にとって新たなスタートラインに立ったことを証明する一歩となった。

ワンポイント大会用語
ウェルネス:
上半身に比べ殿部、大腿部がやや大きいことが評価され、健康的な体格が求められるカテゴリー。

【JBBFアンチドーピング活動】JBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)はJADA(公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構)と連携してドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体で、JBBFに選手登録をする人はアンチドーピンク講習会を受講する義務があり、指名された場合にドーピング検査を受けなければならない。また、2023年からは、より多くの選手を検査するため連盟主導で簡易ドーピング検査を実施している。

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執筆者:柳瀬康宏
『月刊ボディビルディング』『IRONMAN』FITNESS LOVE』などを中心に取材・執筆。保有資格は、NSCA-CPT,NSCA-CSCS,NASM-CES,BESJピラティスマット、リフォーマー。メディカルフィットネスジムでトレーナーとして活動もしており、2019年よりJBBF、マッスルゲート、サマースタイルアワードなどのボディコンテストに毎年挑戦している。

取材・文:柳瀬康宏 写真:中原義史

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