マッスルゲート選手 コンテスト

「ガンダムみたいな肩幅」がコンプレックスだったがボディメイクで自分を好きになった32歳 わずか11カ月で手に入れた2位!

5月24日(土)にパピヨン24ガスホールで開催された『マッスルゲート博多大会』において、ビキニフィットネス一般の部で2位になったのは、中西綾香(なかにし・あやか/32)さん。トレーニング経験どころか、スポーツ経験もゼロの状態から、なんとわずか11カ月で大きな結果を掴んだ。

【写真】中西綾香さんの筋肉のあるしなやかな曲線美

「小さいころから“肩幅がガンダムみたい”って言われていました。女性らしい華奢な体型に憧れていたので、なかなか自分を好きになれなかったですね」

自分の身体にコンプレックスを抱いていた中西さんは、なんとか自分の個性を受け入れようと筋トレを開始。何よりも楽しむことを意識して、肩のトレーニングもネガティブな気持ちを振り切って、前向きにしっかりと取り組んだ。

「かつては引け目を感じていたガタイの良さや、筋肉のつきやすさ、そして地黒な肌も、今では武器だと思えるようになりました。ようやく“私が私でいられる!”と感じられるようになりました」

身体が引き締まり始めたころ、これまで通りネットで服を買ったところ、サイズがまったく合わず、買った服の多くが無駄になってしまったという、思わぬ失敗もあった。しかし、身体づくりの過程で姿勢や歩き方も変わり、自然と自信が持てるようになったことで心にも余裕が生まれ、そんなエピソードも今では笑って話せるようになったという。

「初挑戦で2位を獲得できたことは、自分を褒めてあげたいです。でも、他の選手と比べると、まだまだ課題も多いと感じました。だからこそ、伸びしろしかないと思っているので、次は圧倒的優勝を目指します!」

中西さんが目指すのは、しなやかで女性らしい、強い身体。それは外見だけでなく、しなやかで強い心を持ちたいという内面の願いにも重なっている。

他人の目を気にしていた過去を乗り越えて、自分の意思で歩む現在への転換ともなったコンテスト。自分らしさを手にした今、中西さんはもう迷わない。

【マッスルゲートアンチドーピング活動】
マッスルゲートはJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト大会である。

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文:林健太 写真提供:北岡一浩

執筆者:林健太
パーソナルトレーナー、専門学校講師、ライティングなど幅広く活動するマルチフィットネストレーナー。マッスルゲートにも出場経験あり。

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