8月2日、神戸芸術センターで行われた『マッスルゲート神戸大会』。青田理沙(あおた・りさ/28)さんは、ウーマンズレギンス163cm超級で優勝、ウーマンズレギンスフィットネス※163cm超級で2位の成績を収めた。
※ウーマンズレギンスよりも全身にバランスよく筋肉が発達していることが評価される
社会人になってからボディメイク開始
小学校で水泳、中学高校は部活でバレーボールに取り組んでいた青田さん。
「歯科衛生士になった社会人1年目からボディメイクを始めました。年を重ねても女性らしい身体でいたいと思ったからです。元々トレーナーの仕事に興味があったのですが、今の職場の同僚にお声がけいただいたことがきっかけで、歯科衛生士として5年間勤務した後、2024年夏に転職してトレーナーになりました」
現在のトレーニング
「週4~6回で1時間~2時間、お尻・脚・背中と二頭筋・胸と三頭筋・肩の5分割でトレーニングしています。食事はいろどりを大事にして、野菜や魚・肉はしっかり食べます。また、朝ごはんは必ず食べるようにしています」
筋トレで肩凝りが改善!
「趣味としてトレーニングをしていたときは、仕事で疲れた後のリフレッシュとして行っていました。歯科衛生士のお仕事では肩凝りがひどく、絶えず悩んでいましたが、筋トレをすることで改善されました。姿勢も以前に比べて整った気がします」
青田さんは言う。
「ただ自分の身体をきれいにしたいと思って始めたトレーニングが、今やお仕事になり、トレーニングを通して出会えた方々がたくさんいます。トレーナーとして働くきっかけをくれた仲間たち、過ごしやすい環境を作ってくれた家族や会社の代表の皆さまに心から感謝しています」
大会後、ロビーで応援に来てくれた仲間や家族と談笑する青田さん。仕事もトレーニングも楽しみながら真剣に取り組む姿は、トレーニーのひとつの理想形ではないだろうか。
【マッスルゲートアンチドーピング活動】
マッスルゲートはJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト大会である。
取材:あまのともこ 撮影:上村倫代
主に『FITNESS LOVE』で執筆中。自身もボディコンテストに出場している。JBBF京都府オープン大会ビキニフィットネス(身長別)3位。マッスルゲート四国大会ビキニフィットネス2位。