10月13日(月・祝)、マッスルゲート京都大会が京都パルスプラザで行われた。ボディビル新人の部では、水野雄太(みずの・ゆうた/27)さんが2位の成績を収めた。
大学4年生から筋トレ開始
「ムキムキの後輩に憧れて筋トレを始めました。はじめは『ちょっといい身体になりたい』くらいの気持ちだったのですが、ちょうど2019年日本選手権優勝の横川尚隆選手のフリーポーズがものすごく流行っていて、それを見て『こんな脚になりたい』『音楽に合わせてポーズを取りたい』と思うようになり、ボディビルにハマっていきました」
トレーナー業の傍ら、ほぼ毎日筋トレをしており、大会ではよく鍛えられた脚がひときわ目を引いた。
「2時間~2時間半、胸・肩・三頭、背中・二頭、脚の3分割です。とにかく1レップ1レップに気持ちを込めること、筋トレが義務にならないように楽しむことなど意識しています。脚についてはずっと苦手意識があって、スクワットもあまり強くないです。ハックスクワット、ブルガリアンスクワットで四頭とお尻はかなり大きくなった実感があります」
水野さんは、食事に気をつけるようになり、結果的に自炊をするようになったそうだ。
「1日の食事は白米6合、鶏胸肉300g、全卵3個、納豆2パック、MCTオイル8g、アーモンド10粒、プロテイン60gを取るようにしていて、減量時はお米の量を減らすだけです。タンパク質よりも炭水化物をしっかり取る意識をしています。増量時はここにプラス何か食べたいものがあったら食べるくらいです」
「自分がどのくらいのレベルなのか知りたかったことと、弱点も解明できると思ったので、大会に出場しました」と水野さん。当日はたくさんの声援があった。
「応援には、友達や家族、自分のお客様に来ていただいていたのですが、今回大きな声援をくださっていた方たちは実は全員知らない人でした。うれしかったです、ありがとうございます」
水野さんは初めて出場した大会で見知らぬ人たちからも応援され、競技の醍醐味を味わった。
「筋トレを始めて、ボディビルという素晴らしい競技に出合えたことが本当に良かったです。ボディビル最高!」
【マッスルゲートアンチドーピング活動】
マッスルゲートはJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト大会である。
取材:あまのともこ 撮影:北岡一浩
主に『FITNESS LOVE』で執筆中。自身もボディコンテストに出場している。JBBF京都府オープン大会ビキニフィットネス(身長別)3位。マッスルゲート四国大会ビキニフィットネス2位。


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