3月28日(土)・29日(日)に神奈川・カルッツかわさきで開催された『マッスルゲート神奈川大会』。その2日目、「ミックスドペア一般の部」に出場した中島謙太&真唯(なかしま・けんた&まい/40・33)選手。夫婦で一緒に鍛え抜いた背筋の仕上がりに、『マッスルゲート神奈川大会』の会場では、一際大きな歓声が上がっていた。
【写真】中島謙太さん・真唯さん夫妻が鍛え抜かれた広背筋で魅せる!

「夫婦二人でミックスドペアのステージに出られたのが、今までにない刺激でした。練習してきたことが上手くできていたかなと思います」
そう話してくれた中島謙太選手は、2025年『ゴールドジムジャパンカップ』の「ボディビル75kg超級」で優勝。そして今回の『マッスルゲート神奈川大会』でも、「クラシックフィジーク175cm以下級」と「ボディビル一般75kg超級」で優勝し2冠、「マスキュラーフィジーク一般の部」で3位という輝かしい成績を残した強豪選手だ。一方、真唯選手は筋トレ歴約9カ月。初めての大会出場が、本大会のミックスドペアだったという。
「夫婦でジムデート、全然アリ!」気軽に誘ってみてほしい
「私のほうから旦那に『大会に出てみたい』って言いました。最初は筋トレして大会に出ている人はナルシストなのかなと思っていたのですが、旦那と付き合うようになってから、大会に出続ける旦那を見ているうちに、180度考えが変わりました。特に、旦那が『マッスルゲート』のボディビル種目で優勝したときに感動して!そうした大会での旦那の姿を見ていくうちに、『私も大会に出てみたい』って思うようになりました」
今では夫婦一緒にジムに通っているという真唯さん。一緒に筋トレをしていくうちに、自身の身体の変化だけでなく、謙太さんへの想いもより強くなっていったという。
「普段は応援している側だったんですけど、結果が出ない中でもジムで旦那が地道に努力している姿や日常生活で栄養や食事、睡眠といった面での自己管理能力の高さに、どんどん旦那への尊敬の気持ちも大きくなっていきました」
夫婦でジム通いをするきっかけは、謙太選手から気軽に誘われたジムデートだった。
「深刻な感じではなく、気軽な感じで旦那から誘ってもらって。夫婦でジムデート、全然アリだなって思いました。トレーニングの仕方を旦那に教わったり、使う機会が今までなかった筋トレマシンでトレーニングしたりすると楽しくて。ジム通いが二人の共通のコミュニケーションになりました」
ジム通いや筋トレについて家族から理解してもらえず、悩んでいるトレーニーも多い。その点どのような思いで、謙太選手は真唯選手をジムデートに誘ったのだろうか。
「最初はもしかしたら嫌がるかもしれないなと思ったのですが、気軽な感じで、ちょっと一緒に筋トレしてみたら意外と楽しいかもって思ってもらえるかなとも思って。そこからジム通いが共通の趣味になったら、夫婦の仲も深まるし、筋トレへの理解もしてもらえるのかなと思いました」
一緒に大会に出られれば、「夫婦の一生の思い出」が一つ増える
真唯選手から「大会に出場してみたい」という相談を受けて、気軽なジムデートから夫婦共通の趣味となったジム通い。その中で、謙太選手はどのような思いを持ったのだろうか。
「大会って結構時間が長いので。応援しにきてくれる妻を一人で待たせてしまう時間も多くて。でも、一緒に大会に出るってなったら、バックステージや控え室でも一緒にいられるなって思って。待たせなくていいかなと思いました」
夫婦で大会に挑むことになり、食事面や栄養面、睡眠面といった健康管理も一緒に行うことができたという。大会出場に向けて、一人で調整していたときよりもストレスなく、スムーズに行えた。また、真唯選手も夫婦で大会に出場することで得られたことがあったそうだ。
「『一緒に大会に出る』っていうことが私たち夫婦の目標になって。実際にミックスドペアの大会に二人で出たら、楽しかったし、一緒に出られたっていう喜びも2倍以上でした!夫婦の一生の思い出が一つ増えたかなと思います」
【マッスルゲートアンチドーピング活動】
マッスルゲートはJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト大会である。
執筆者:田島悠
フリーランスのライター。元高校数学教師の経験を活かし、教育・サブカル・旅行系記事の執筆・取材・インタビュー、学校教材の校正・校閲を専門としている。東京都在住。
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取材・文:田島 悠 撮影:中島康介










