マッスルゲート選手 コンテスト

男性から「1点」と容姿を採点された過去 51歳でコンテスト入賞「60歳になってもきれいにビキニを着ていたい」

かつて体重が70kgほどあり、男性から容姿について「1点」と点数を付けられたことが忘れられないという笹森実花(ささもり・みか/51)さん。ヨガとの出合いをきっかけに人生が変わり、現在はインストラクターとして活動しながらボディメイクに励む。マッスルゲートではビキニフィットネス・マスターズで3位に輝いた。

【写真】笹森実花さんのしなやかなボディラインで魅せるバックポーズ

笹森実花さん

「男性から『1点』と点数を付けられたことがあって……すごくショックでした。今でも忘れられません」

そう過去を振り返るマッスルゲート仙台のビキニフィットネスマスターズで3位に入賞した笹森さん。現在は引き締まった身体でステージに立つ笹森さんだが、20代前半までは体重が最大で70kgほどあったという。

「就職して結婚する頃には少し痩せたんですが、出産を機に今度は産後太りに悩まされました」

そんな笹森さんの人生を変えたのが、近所の体育館で開催されていたヨガのレッスンだった。

「ヨガのレッスンに参加してから人生が変わりました。そこからホットヨガにはまり、ヨガインストラクターを目指すようになったんです」

現在はインストラクター兼派遣社員として働く笹森さん。ヨガを続けるなかで、新たな目標が生まれた。

「歳を重ねてもヨガをやりたい。そのためには健康維持、体型維持が必要だと思い、ボディメイクを始めました。それが大会出場のきっかけです」

減量食は夫が釣ってきた魚

若い頃とは違い、年齢を重ねてからの身体づくりは簡単ではなかった。

「若いときは痩せやすかったのに、歳を重ねるごとに痩せにくくなり、筋肉もつきにくくなったのを感じます」

それでも笹森さんは、週5回のトレーニングを継続。1回15分から60分と、生活に合わせて無理なく続けている。特に意識して鍛えているのは背中、ウエスト、骨盤周り、お尻周りだ。

「お肉がつきやすい部分なので意識してトレーニングしています。日常生活でも体型は崩れるので、姿勢や呼吸、食生活にもこだわっています」

食生活を支えているのは、意外にも夫の存在だった。

「旦那が釣り好きなので、365日ほぼ魚を食べています。高タンパク質、低脂質を心がけています」

ビキニフィットネス挑戦3年目でつかんだ今回の3位入賞。順位以上に、積み重ねてきた時間に大きな意味があった。

「3位だけど優勝したくらいうれしかったです。少しずつだけどトレーニングの成果もあり、身体の変化を感じられました」

普段のレッスンでも、参加者には継続することの大切さを伝えている。

「皆さん何か変えたいと思ってジムに入会して、トレーニングしていると思うんです。私も同じです。ただ、歳を重ねると現状維持も難しくなります。現状維持でもいい、少しずつでいいと思っています」

51歳になった今も、笹森さんには明確な夢がある。

「60歳になってもきれいにビキニを着ていたいです」

年齢を重ねることをネガティブに捉えるのではなく、楽しむ。その姿をインストラクターとしても伝えていきたいという。

「目標があることで、日々の食生活や運動、姿勢にも意識を向けることができます。皆さんに自分の老いを楽しんでもらいたいです」

【マッスルゲートアンチドーピング活動】
マッスルゲートはJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト大会である。

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取材・文:FITNESS LOVE編集部 撮影:北岡一浩

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