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40代半ばからの挑戦で悲願のコンテスト優勝を果たしたバキバキの49歳「コンテストは自分の努力を可視化できる最高の舞台」【筋トレ】

「49歳という年齢で若い選手たちと同じステージに立ち、オーバーオール優勝をつかみ取れたことは本当にうれしかったです!」。そう語るのは、三浦顕(みうら・あきら/49)さんだ。

【写真】49歳とは思えない、三浦顕さんのバキバキに仕上がったボディ

三浦顕さん

45歳からボディコンテストに挑戦を始めた三浦さんは今年、『NABBA』や『サマースタイルアワード』といったボディコンテスト団体で優勝に輝く活躍を見せた。

三浦さんは、日中は会社員・夜はオンラインボディメイクコーチとして活動している。多忙な身でありながらボディコンテストで次々と優勝を手にしている三浦さんに、ボディコンテスト出場のきっかけや勝利の秘訣を伺った。

筋トレで身体を作り、45歳でボディコンテストへ初挑戦!

三浦さんはコロナ禍を機に、マラソンランナーからボディコンテスト出場へと自分を磨くステージを移したそうだ。

「フルマラソンを3時間以内に完走することを目標にしていましたが、コロナ禍により相次いで大会が中止に。目標達成の年齢的なリミットは47歳とされていたので、マラソンには一旦区切りをつけることにしました。もともと体力維持のために筋トレもしていたので、年齢に関係なく続けられるボディコンテストへチャレンジしてみたいと思ったのです」

来年で早寿を迎える三浦さんの筋トレは、『筋肉への負荷』に重点を置いているという。

「筋トレは週に5~6回、90〜120分ほど。大会前は筋トレ以外にも、朝4時に起きて有酸素運動を行います。年齢的に以前のような『とにかく重たいものを持つ』というスタイルは難しいので、現在はドロップセットやジャイアントセットなどを活用し、じっくりと負荷をかけて筋肉を追い込んでいます」

悔しさをバネに筋トレを続け、NABBAとSSAで念願の優勝!

三浦さんは「結果を残すことも爪痕を残すこともできなかった、あのときの悔しさを忘れずにいた」と振り返る。

「毎日のように負けた瞬間を思い出しては『二度とあの感情を味わいたくない!』という想いで、日々トレーニングに向き合ってきています。仕事をしつつも一定のトレーニング時間を確保し、鍛錬し続けた積み重ねが優勝という結果に結びついたと思います。今年の絞りと、最高のコンディションへの調整はバッチリでした。自分自身が納得のいくステージングに関しては、次回の課題です」

「ボディコンテストは自分の努力を可視化できる最高の舞台。同じ志を持つ仲間たちと切磋琢磨することで、自分をより成長させてくれると感じる」そう笑顔で話す三浦さんは、来年で50歳だ。

三浦さんは今年の6月から、オンラインボディメイクコーチとしても活動を始めている。何歳になっても挑戦できるボディコンテストの舞台で輝く三浦さんの活躍から、今後も目が離せない。

【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。

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取材・文:山口夏織 写真提供:三浦顕

執筆者:山口夏織
フィットネスからグルメ&レジャー、経済紙まで様々なジャンルで執筆&撮影を行う、歌う筋肉クリエイター。自身もボディコンテストへの参加経験があり、日々鍛えている。どちらかといえば猫派、某チョコはきのこ派。

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