サマスタ選手 コンテスト

”アル中”と言われていた女性がコンテスト優勝 丸く上がったヒップを作り上げ会場を魅了「朝から飲む超不健康生活をしていました(笑)」

11月29日(土)、東京都・TFTホール1000にて『サマースタイルアワード 2025 REGIONAL QUALIFYING FINAL』が開催され、麻以(まい/40)さんがビューティーフィットネスモデル部門マスターズクラスで1位に輝いた。

【写真】麻以さんのプリッと引き締まったお尻

本格的なトレーニング歴はわずか1年という麻以さん。驚異的な成長スピードでボディメイクに成功したが、以前は酒太りに悩まされていた。

「ボディメイクを始めるまでは酎ハイを就寝直前まで飲むのは当たり前。お仕事が休みの日は朝から飲むような、超不健康な生活を送っていました。そんな生活をしていると、職場環境が変わった影響も加わり1年で14kgも太ってしまったんです。さすにダイエットをしようということで最初は自己流で運動を始めました」

間違えたダイエット法で身体は貧弱に

「今思うと当時の私の自己流ダイエットはすべてが間違っていました」と照れ笑いを浮かべる麻以さん。始めから成功体験を積み続けたわけではないようだ。

「自己流ダイエットは、山に向かってひたすらウォーキングをし、過度な食事制限を続けるという方法でした。朝はプロテインだけ、昼と夜はお米120グラム。タンパク質量なんて考えたこともありませんでした(笑)」

結果的に痩せはしたが、今度は逆に痩せすぎてしまい体重は42kgに。

「骨格ウェーブも相まって、貧弱な体型になってしまいました。ここで、”もう自己流はダメだ” と気づき、専門知識のあるコーチにイチから本気のボディメイクを叩き込んでもらう決意をしました」

それから、正しい食事とトレーニングで身体はみるみる変化していった。

「コーチに見てもらうようになって、『ボディメイクには食べることが重要』ということを学びました。今ではお米は一食250g、寝る前もプロテインを取っています。タンパク質や脂質もしっかり摂取するようになりました」

正しいボディメイクを始めて以降は、体調にも変化が生まれた。

「体重が減っても元気になりました。以前までは日中も眠たかったですし、とにかく体力がありませんでした。でも今回の大会では朝の目覚めもスッキリしていましたし、活動的になれたんです。今振り返っても充実した1年だったと思いますね」

大好きだったお酒も完全に絶ったという。

「筋トレを始めてからお酒を美味しいと思わなくなりましたし、飲みたいと思わなくなった。大会が終わって試しに酎ハイを飲んでみたのですが、美味しいとは思わなかったんですよね。周りからはほぼアル中と言われていた過去が嘘のようです(笑)」

正しい食事とトレーニングは身体の中から健康にさせる力がある。

【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。

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取材:池田光咲 撮影:舟橋賢

執筆者:池田光咲
IRONMANを中心にトレーニング・スポーツ系メディアや雑誌で執筆・編集活動を展開中。ベンチプレス世界選手権3位の入賞経験をもつ現役アスリート。

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