世界的に拡大を続けるフィットネスレース『HYROX』。1kmのランニングと、8種目のファンクショナルトレーニング(機能的全身運動)を交互に繰り返す独特の競技性が、出場者だけでなく観戦者も熱くさせる。
ここでは観戦チケットの取り方と、当日を最大限楽しむためのポイントをまとめた。
観戦チケットの取り方
HYROXの観戦チケットは、大会ごとに公式サイトで販売される。大会ページにアクセスし、「Spectator Ticket(観戦チケット)」を購入する。大会によって金額は若干異なるが、2,000〜3,000円程度となっている。発売は、レースエントリーと同時期になるため、人気の大会は早めにチケットを購入しておく方が安心。
数日間にわたって開催される大会は、1日券や通し券など種類が分かれている場合もあるので、スケジュールに合わせて確認が必要。出場選手は出場チケットが観戦チケットも兼ねているので、追加購入の必要はない。
当日のおすすめ観戦方法
大会により、コース構成が若干異なるが、基本的には会場中央にワークアウトエリア、その外周にランコースが設けられていることが多い。
HYROXのスタートは混雑を避けるため、約20〜30人のグループ(ウェーブ)に分かれ、5〜10分刻みで行われ。スタートエリアで選手が一斉に飛び出す緊張感はぜひ何度でも味わってほしい。
目当ての選手がスタートしてから15分〜20分後は、スレッドエリアへ移動。高重量を扱う種目の迫力とともに、フォームの違いやペース配分の違いも間近で見られる。ここで各選手のペースにばらつきが出てくるため、後半のレース展開の予想などを楽しむことができる。
フィニッシュ前はもちろんウォールボールエリアへ。会場のボルテージが最高潮に達し、観客の声援が背中を押す瞬間を体感できる。最後の力を振り絞り、ゴールエリアに走り込む選手の表情や仕草も要チェック。

観戦をより楽しむためのポイント
事前に種目順やルールをある程度把握しておくと、理解度は一気に深まる。ランニングは選手によりペースが大きく異なるので、事前に知っておくと、見失った時も、ワークアウトエリアに先回りして応援することができる。
また、会場内は広いため、歩きやすいシューズと軽装がおすすめ。スポンサーブースやグッズ販売ブースも充実しており、レース以外の時間も非常に楽しめるイベントになっている。
HYROXは単なるレース観戦ではなく、挑戦する人の物語が間近で感じられるイベント。トップアスリートのスピードや力強さはもちろん、初挑戦の選手が懸命にゴールを目指す姿や、ダブルスやリレーで励まし合いながらゴールを目指す姿にも胸を打たれる。
会場全体が一体となって生まれる非日常の熱量を全身で感じてこそHYROXは完成する。会場を隅々まで歩き回り、選手の息遣いを間近で聞き、最後の一投まで見届ける…それが“おすすめの観戦方法”だ。
文:林健太
パーソナルトレーナー、専門学校講師、ライティングなど幅広く活動するマルチフィットネストレーナー。HYROX横浜はシングルプロ、大阪はミックスダブルスで出場。










