フィットネススタジオ「SPICE UP FITNESS」の代表を務め、女性たちのフィットネス文化を変えるため多方面での活動を続けている岡部友さん。美尻や運動、フィットネスという印象が強い岡部さんですが、じつは“食”は運動よりもこだわりが強いと話す。この連載では岡部さんの”食”に対する考え方について紹介していきます。第9回目のテーマは、「糖質制限ダイエットで気をつけるべきこと」について。
【動画で解説】間違った方法は不調の原因に?糖質制限ダイエットで気をつけること
暖かくなり、肌の露出が多くなる季節。ダイエットで糖質制限をしている方も多いのではないでしょうか?糖質制限は考え方が大事。考え方によっては、身体の負担になり不調がでてしまうこともあるんです。
まず、三大栄養素(タンパク質、脂質、糖質)の中で栄養素として一番必要なものが脂質、必要量摂れていることが大事なのがタンパク質、残りが糖質というのが理想です。必要な栄養素を摂っているから結果的に糖質を摂らなくなるという考え方が大事なんです。
ダイエットのために我慢して糖質制限しようとすると、糖質制限=糖質以外は何を食べてもいい!というとらえ方になって、タンパク質(酸性食品)を必要以上に摂ったり、トランス脂肪酸や酸化した油、大豆製品、人工甘味料が多く入ったものばかり食べて身体に負担をかけてしまうことも……。
また、人によっても必要量は変わってきます。このように、ただ糖質制限をすればいいというわけではありません。糖質制限で起きる不調の原因や気をつけることについて理解していきましょう。
文:FITNESS LOVE編集部 撮影:Ap,inc.
岡部友(おかべ・とも)
1985年12月6日生まれ、神奈川県出身。株式会社ヴィーナスジャパン代表取締役。分子整合栄養アドバイザー。高校卒業後、アメリカで運動生理学、解剖学を学び、フロリダ大学在学中に、プロアスリートに指導できるスポーツトレーナーが保持する資格NSCA-CSCSを取得。女性専門ジム「SPICE UP FITNESS」を東京、大阪、名古屋の5店舗で運営。NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」に出演し大きな反響を呼んだ。
IG:@tomo_fitness
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