4月19日(土)、東京都・三鷹市公会堂にて『サマースタイルアワード 2025 SPRING CUP』が開催され、加藤柚花(かとう・ゆか / 41)さんがビキニモデル部門マスターズクラスで2位に輝いた。
トレーニングは7年ほど続けているという加藤さん。はじめたきっかけは「大好きな海でビキニを着たい!」という思いからであった。
「トレーニングを始めたきっかけはダイエットです。というのも、私は海が大好きで、それまでもウェイクボードやジェットスキーなど様々なマリンスポーツを趣味としていました。でも、ビキニを着るのはどこか恥ずかしくて…...。ラッシュガードがあればなんとか…...という感じだったのですが、やはり自分に自信をつけて堂々とビキニを着たいと思い、ダイエット目的で筋トレをはじめました」
ボディメイクをきっかけに料理にも挑戦
身体づくりや減量期で大切となるのが食生活。トレーニングで鍛えた身体に栄養を与える必要がある。元々料理はしなかったという加藤さんだが、最近では自炊にも挑戦しているという。
「低糖質を意識した料理をするようになりました。これまでは、胸ささみをひたすら食べる生活を送っていたため、正直鶏肉が嫌いになりかけていました。そこで、鹿肉やダチョウ肉、砂肝、たらやカツオなどタンパク質の種類を変えて食生活にバリエーションをもたせるようにしたんです。すると、食への楽しさも感じられるようになって、日々の生活の幸福度がこれまで以上に増しました!」
トレーニングではコンプレックスであった『縦長のお尻』に丸みをつけるトレーニングに励んだ。
「丸みのあるお尻を作り上げるため、お尻の上部を鍛えるトレーニングを強化して行いました。筋トレは高重量を扱うのが好きですが、少し我慢をして低重量・高回数のトレーニングを重ねましたね。お尻のリフトアップと減量もかねて、有酸素運動はトレッドミルで傾斜マックスを毎日1時間。仕事の前後に時間を区切って行うこともありました」
会社員をしながらインスタグラマーとしてSNS活動も行う加藤さんだが、9月にはパーソナルジムも開業予定だという。トレーナーとしても活動もスタートさせる加藤さんに、筋トレを継続するコツを伺った。
「大切なのは目標を明確にすることです。そして、多くの人がぶつかる壁はモチベーションの維持。ボディメイクが一区切りついたらやることや楽しみなことを、イメージするのはオススメです。辛いと思うと心が折れてしまうので、適度にオフは作りましょう。身体を休憩させてあげることも継続につながりますよ」
【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。
取材:池田光咲 撮影:夏目英明
執筆者:池田光咲
IRONMANを中心にトレーニング・スポーツ系メディアや雑誌で執筆・編集活動を展開中。ベンチプレス世界選手権3位の入賞経験をもつ現役アスリート。
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