サマスタ選手 コンテスト

ビキニ総合優勝の25歳が披露した筋肉質バックポーズ 「筋トレをしないと気持ち悪い」まで習慣化に成功

4月19日(土)、東京都・三鷹市公会堂にて『サマースタイルアワード 2025 SPRING CUP』が開催され、島崎愛梨(しまざき・あいり / 25)さんがビキニモデル部門トールクラスで1位に輝いた。さらに島崎さんは同日開催された『ROOKIE CHALLENGE CUP SPRING予選』でも同部門に出場し、1位を獲得。ビキニモデル部門各クラスの優勝者で競われるオーバーオールでもチャンピオンとなり、圧倒的な存在感を見せた。

【写真】島崎愛梨さんの引き締まったバックポーズ

ジムに通いはじめたきっかけはダイエットであったという島崎さん。2年ほど継続をしていたというが、思うように結果へ結びつかなかった。

「有酸素運動は2年ほど継続できていたのですが、思うように体型が変わりませんでした。そこで、新たなエッセンスとして必要だと考えたのが筋トレだったんです。特に憧れていた体型が、元サマスタプロ選手であった『ぶーちゃんさん』。学生時代から取り組んでいたバスケの影響か、太い脚がコンプレックスだった私にとって、細さもありながら筋肉もついているその体型が目標となっていました。スキニーが似合わない脚を変え、よりファッションも楽しみたかったんです」

姿勢改善や胸のトップを上げるには背中を鍛える

脚の筋肉量がかなり多かったという島崎さんは全身のバランスを保つため、約1年もの間、脚トレを封印。その分、強化を図ったのが背中のトレーニングであった。

「トレーナーさんからのアドバイスで、脚トレは封印しました。大きい筋肉を使うと消費カロリーにも影響を与えると思っていましたし、正直、一切やらないと筋肉が脂肪に変わってしまう不安はありましたね。でも、最終的には細くバランスの良い脚になりました。そしてその分、強化を図ったのが背中のトレーニングです。姿勢改善や、胸のトップを上げると横からの見え方も美しくなります。肩甲骨を大きく動かす背中のトレーニングは効果的なのですよ」

島崎さんにとって筋トレはなくてはならないものになっている。

「モチベーションの浮き沈みは誰しもがあるとは思いますが、ジムに行かないと結局後悔するんです。でもそれも、筋トレを継続するために必要となる大切な経験の1つだと思っていて。私は今となっては習慣化できています。筋トレをしないと気持ち悪さを感じるんですよね。でも『継続』という観点で考えると、そのような思考になってしまえば勝ちです。大切なのは楽しむことですね」

約4年もの間、トレーニングを続ける島崎さんが実感する筋トレの魅力とは。

「なんといっても身体が変わることです。長期的に見ないと変化は分からないものですが、だからこそ面白さがあります。効果が出たときのうれしさは計り知れませんね。また、一緒に頑張る人が居るのもいいと思います。私も今回は友人と励まし合ったことで、前を向いて頑張ることができました!みなさんも自分なりの『楽しさ』をぜひ見つけてみてください!」島崎愛梨さん

【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。

次ページ:島崎愛梨さんの引き締まったバックポーズ

取材:池田光咲 撮影:夏目英明

執筆者:池田光咲
IRONMANを中心にトレーニング・スポーツ系メディアや雑誌で執筆・編集活動を展開中。ベンチプレス世界選手権3位の入賞経験をもつ現役アスリート。

-サマスタ選手, コンテスト
-,

次のページへ >


おすすめトピック



佐藤奈々子選手
佐藤奈々子選手