5月5日(月・祝)、岐阜県で開催された「モデルジャパン2025岐阜大会」のミス・モデルジャパン部門(※)ガールズクラス(18歳〜29歳)で、歯科衛生士の友理(ゆうり/27)さんがグランプリに輝いた。
※モデルジャパンとはスリムな体型が評価される部門。
3年ぶりに舞台に戻った友理さんの輝く姿は、ガリガリで女性らしさのない体型に悩みながらも「しなやかな美」を追求した努力の結晶だ。トレーニングだけでなく日常でも「ながらフィットネス」を取り入れたボディメイク法は、多忙な毎日を送りながら体型に悩む人へのヒントになりそうだ。
日常にとけこむフィットネスで理想のくびれとお尻を
友理さんは元々、細くてメリハリのない体型にコンプレックスを抱いていた。
「女性らしい身体になりたいけど、太りたくないという葛藤のなか、たくさん食べてたくさん動くという方法に辿り着きました」
特に注力したのは、くびれとお尻のラインだ。トレーニング以外の日常生活でもその工夫は現れる。くびれをつくるために毎朝の空腹時に行うドローイングや、仕事中にお腹に力を入れ腹圧をかけ続けるといった地道な努力を重ねる。また、毎朝30分のウォーキングを3年前から続けている。
「毎朝のウォーキングは欠かせない日課です。晴れの日は外を歩き、雨の日はジムのトレッドミルを利用します。また、1日の終わりには30分弱の半身浴で身体を整えます」
食事面では「食べることが大好き」な友理さんの個性が垣間見える。減量期には糖質をしっかり摂りつつ、脂質を抑える食事法を採用。たんぱく源は魚類全般、豚ヒレ肉、鶏胸肉、鹿肉など、バラエティ豊かな食材を用いるという。「食事は楽しみながら、身体に良いものを選ぶようにしています」と笑顔で話す。
「目標がある毎日は充実していて楽しいです。今年はあと3大会に出場予定なので、精一杯頑張りたいです」
ストイックさと楽しさを両立させながら、毎日の小さな積み重ねを続けていくことが美しさと自信につながることを友理さんの挑戦が教えてくれる。
取材:にしかわ花 撮影:上村倫代
『IRONMAN』『FITNESS LOVE』『月刊ボディビルディング』寄稿。広告・コピーライティング・SNS運用。ジュラシックアカデミーでボディメイクに奮闘している。
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