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体重80kg・メンズLサイズを着ていた30歳が約30kgの減量でスリムビキニボディへ

「痩せたらモテると思ったので筋トレを始めました」と笑うのは、スポーツクラブジムトレーナー&インストラクターとして働く田中理穂(たなか・りほ/30)さんだ。

田中さんは80kgあった体重を51kgまで絞り込み、ビキニ姿でボディコンテストに参加する美ボディを作り上げた。そんな田中さんに、トレーニングや食事方法などについて伺う。

【写真】80kgから絞り込んだ田中理穂さんの鍛え抜かれた美ボディ

メンズのLサイズだったトップスは、レディースのMサイズへ

田中さんが筋トレを始めたきっかけは、「モテたい」という想いから。

「小学2年生から25歳までずっと野球をしていましたが、社会人になってから運動習慣がなくなってしまい……。気付けば体重は80kgで体脂肪率は40%(※)。大きな胸もコンプレックスに感じていました。痩せたらモテるのでは?という思いもあり、24時間ジムに通うことにしたのです。ウエイトトレーニングやランニングマシンをなんとなく使っていました」
(※体脂肪率は市販の体組成計で計測)

筋トレを続けるため、田中さんは「ボディコンテスト出場」を決意!

「筋トレが辛くて、『お腹が空いたな……』とか『ちょっと体重落ちたし、もう筋トレ止めようかな……』という考えが頭をよぎることもありました。でも『身体が変わっていくのって楽しいな』とも思い始めていたのです。永遠に筋トレを続ける目標として『よし!ボディコンテストに出よう!』と思い立ちました。これまでのトレーニングの成果に順位が付けられることで、モチベーションの向上にもつながっています。トレーニングの改善点も、明確になりました!」

田中さんは、毎日のようにトレーニングに励んでいる。

「トレーニングは週に7回、1時間半〜2時間くらい行っています。トレーニングの部位は胸・背中・脚(四頭)・肩・腕・脚(ハム、お尻)で分け、全身一気に鍛えることはしていません。無理はせず、追い込みを続けることをモットーにしています。あと重量だけにこだわらない点もこだわりの一つです」

ダイエットに本腰を入れるまで、田中さんはジュースやポテトチップスが大好物だった。

「筋トレを始めてから自炊中心になり、外食を減らす努力をしました。摂取カロリーやPFCバランスにも気を配るようになり、1日1700kcal・P100g・F30g・C270gを目安に取るようにしています。今は、サバ・キムチ・納豆・お米といったヘルシーな食材を選んでいます」

昔の自分と比べ、田中さんは「なにごとにもポジティブ思考になった」と笑顔!

「筋トレを続けたことで目に見えて服のサイズが小さくなっています。着たいと思った服が着られるようになり、オシャレも格段に楽しくなりました!そして女性からモテています……アレッ!?(笑)。でも途中から、男性モテなどは気にならなくなりました。トレーナーという仕事上、変わっていく私の姿を見て、お客様に少しでも勇気やヤル気を与えられたらうれしいです。これからもトレーニング頑張ります!」

田中理穂さん

明るく元気でエネルギッシュな田中さんは、ボディメイクを頑張ったことで「他人と比べず、自分は自分だと思えるようになった」という。

「筋トレであんなに辛いことに耐えていられるのだから自分は大丈夫!なんとかなる!と思うことで、大体のことは乗り越えられている」と話す田中さん。元々の明るさに、揺るがない自信が加わったことで田中さんの未来もより明るくなったようだ。

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取材:山口夏織 写真提供:田中理穂

執筆者:山口夏織
フィットネスからグルメ&レジャー、経済紙まで様々なジャンルで執筆&撮影を行う、歌う筋肉クリエイター。自身もボディコンテストへの参加経験があり、日々鍛えている。どちらかといえば猫派、某チョコはきのこ派。

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