筋トレビフォーアフター

割れた腹筋に憧れて始めた筋トレのおかげでメンタルが向上した35歳 仕事にも好影響を及ぼす

「『肩幅すごいね!』と褒めてもらえる機会が増えてうれしい!」と話すのは、筋トレで人生が好転した大久真吾(おおひさ・しんご/35)さんだ。

筋トレを始めたことで自分にも自信がつき、営業職をしている大久さんは昇級にもつながったという。そんな大久さんに、筋トレを始めたきっかけやトレーニング方法などについてお話を伺った。

【写真】逞しい肩の丸みを手に入れた大久真吾さんのビフォーアフター

家族に感謝しながら、筋トレ習慣を楽しむ

大久さんがトレーニングを始めたきっかけは、ダイエット目的だったという。

「中・高・大学時代、ずっとサッカーを続けていました。社会人になって忙しくなり、運動習慣がなくなってしまって。『ガタイ良いね』と言われるも、脱ぐと他人とあまり変わらないフォルムなのが少し残念でした。割れた腹筋を手に入れるべく、筋トレを始めたのです。今では筋トレは、長期的にできる趣味の一つになりました」

大久さんは「筋トレのモチベーションアップには、選手が居る環境」と話す。

「筋トレを始めてすぐのころは、市営のトレーニング場に通っていました。筋トレはYouTubeを参考にした自己流です。最近は、ジュラシック木澤チャンネルを参考にしています。筋トレに慣れたころ、より重量を扱えるジムに移籍しました。競技選手が居るジムはモチベーションが上がり、筋トレ環境を整えることの重要性を感じましたね」

大久さんがボディコンテストへ参加するきっかけは、仲間たちからの推薦だった。

「ジムの筋トレ仲間たちから『ボディコンテストへ出てみたら?』と誘われ、興味を持ちました。数年鍛えた自分の身体は、ステージ上でどんな感じに見えるのだろう?個人的にも、どのような評価をいただけるのか気になり、出場を決意したのです。減量期間やステージ上でのパフォーマンスは成功体験となり、自分の自信につながりました。ボディコンテストに出場をし始めてから、常に腹筋は割れた状態を保つことに成功!心が整ったおかげで仕事も昇級し、相乗効果があったと感じています」

会社員として働く多忙な大久さんは、平日は仕事終わりにジムへ向かう。

「トレーニングは週に4回、90~120分行っています。部位分けは基本4分割で、脚は2週間に1回のペース。マンデルブロ式(※)で、高重量(低回数)・低重量(高回数)を隔週で回しています。例えば1週目は脚・胸と三頭・背中と二頭・肩。2週目は胸と三頭・背中と二頭・肩・胸といった具合です。ポージング指導はトレーナーの澤原魁門さんにお願いしました」

※毎回or毎週トレーニング強度を変える方法

「外食や飲み会は、できるだけ最小限にしている」と話す大久さんは、自炊がメイン。

「オフ期はカロリー重視で過ごし、減量期はPFCバランスを重視しています。オフ期は3,000kcalが目安。減量期は2,400~1,900kcalが目安です。減量期も白米は1食150g以上食べています。主に食べている食材は鮭や鰆、サバ、サラダチキン、オイコスです」

大久真吾さん

大久さんは「競技をやらせてもらっている家族に感謝している」と笑顔。
自分の挑戦を見守ってくれている家族に、大会の結果で恩返ししたいという大久さん。
大久さんの成功体験からは、これからも競技を続けるために大切な家族との時間と仕事、そしてトレーニング時間のバランスを上手くとる大切さを学ぶことができる。

【マッスルゲートアンチドーピング活動】
マッスルゲートはJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト大会である。

次ページ:逞しい肩の丸みを手に入れた大久真吾さんのビフォーアフター

取材:山口夏織 写真提供:大久真吾

執筆者:山口夏織
フィットネスからグルメ&レジャー、経済紙まで様々なジャンルで執筆&撮影を行う、歌う筋肉クリエイター。自身もボディコンテストへの参加経験があり、日々鍛えている。どちらかといえば猫派、某チョコはきのこ派。

-筋トレビフォーアフター
-,

次のページへ >



おすすめトピック



佐藤奈々子選手
佐藤奈々子選手