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25歳・「マッスルキッチン」経営者がしなやかなモデル体型でコンテストグランプリ「ジム経営の夢に向けて仕事もトレーニングも頑張りたい」【筋トレ】

7月12日(土)に開催されたベストボディ・ジャパン主催の『モデルジャパン2025静岡・浜松大会』にて、水野菜々美(みずの・ななみ/25)さんがミス・モデルジャパン部門ガールズクラス(18〜29歳)でグランプリに輝いた。

【写真】水野菜々美さんのしなやかなモデル体型

167cmの長身とスリムでしなやかなプロポーションで存在感を発揮。昨年に続き、全国頂上戦となる日本大会への出場権を手にした。

水野さんは普段、東京・神奈川を拠点に、フードトラック「マッスルキッチン」を運営する。仕事と自己研鑽を両立させる、水野さんのコンテスト挑戦の背景を聞いた。

「お尻を上げたい」から始まったトレーニングが欠かせない習慣に

水野さんのトレーニングのきっかけは、大学生時代にさかのぼる。コロナ禍で生まれた時間を活用し、「お尻を上げたい!」というシンプルな思いからジム通いを始めた。

「最初は軽い気持ちだったんですが、週2〜3回のトレーニングで身体が変わっていくのが楽しくて、気付いたらトレーニングが生活の一部になってました」

トレーニング歴2年目にはフィットネスジムのスタッフとして働き始め、トレーニング頻度も増えた。

「身体の変化がさらにはっきり感じられて、どんどんハマっていきました。今ではどんなに忙しくても、どんな悪天候でもジムに通う自分に誇りを持てるようになりました。コンテスト出場は周りの勧めもあり、これまで頑張ってきたことを形に残したいと思い決めました」

そして昨年、コンテスト初シーズンで地方大会グランプリを獲得。その経験からボディメイクへの学びを深めた。

フードトラックで夢の資金を

水野さんがフードトラックを運営するのは、大きな夢を叶えるためだ。

「将来、大手フィットネスジムのフランチャイズオーナーになるのが夢です。そのための資金と経営経験を積むために、キッチンカーを始めました」

11時から20時までの勤務に備えて前日に仕込みを終え、朝のトレーニングで代謝と集中力を高める。トレーニングは仕事に対するモチベーションのためにも、欠かせない習慣だという。

食事面は厳密な管理をするよりも、普段の食事に「プラスアルファでできること」を積み重ねている。

「食の細さを補うために、色んな種類のひき肉料理や牛乳、コンビニのタンパク質入りデザートで栄養を補っています。また、ポテトチップスが大好物なんですが、野菜ジュースを先に飲むなどの工夫をしています」

生活のなかでも、隙間時間での犬の散歩やフォームローラーを使ったストレッチタイムで身体のリズムを整える習慣をつくる。

「次の日本大会では、自分史上最高の仕上がりでステージに立ちたいです。フードトラック事業のさらなる成長のためにも、仕事とトレーニングの両方で結果を出したいです!」

慌ただしい生活のなかで目標を持ち続けること、努力を重ね続けることは簡単ではない。だからこそ夢を追い続ける人は眩しく、同じく目標を追い求める人々に勇気と行動力を与えてくれる。

水野菜々美さん

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取材:にしかわ花 撮影:上村倫代

執筆者:にしかわ花
『IRONMAN』『FITNESS LOVE』『月刊ボディビルディング』『Womans'SHAPE』寄稿。広告・コピーライティング・SNS運用。ジュラシックアカデミーとエクサイズでボディメイクに奮闘している。

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