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牛山恭太、ワールドゲームズ初出場でパワーリフティング銀メダル獲得 新設クラシック部門で日本人唯一の挑戦

『第12回ワールドゲームズ』が8月7日から17日まで、中国・成都市で開催されている。公式32競技、その他2競技の計34競技が行われる今大会は、1981年の第1回大会から数えて史上3度目のアジア開催となった。

パワーリフティングは「スクワット」「ベンチプレス」「デッドリフト」の3種目で最大重量を競う力の競技。人間の基本動作「立つ・押す・引く」を極限まで高めた記録が勝敗を分ける。

今大会から新たに導入されたクラシック部門に、日本から唯一出場したのが男子ライトウエイト級(66kg級)の牛山恭太選手。世界各国の強豪が集う中、初出場ながら銀メダルを獲得した。

牛山選手はスクワット247.5kg、ベンチプレス180kg、デッドリフト290kgの合計717.5kgをマーク(体重65.88kg)。金メダルには届かなかったものの、初代クラシック部門王者を狙った挑戦で堂々の結果を残した。

牛山恭太選手

試合後、自身のXで牛山選手は「世界一にはまだ力及ばずでしたが、厳しい調整と試合展開の中でここまでやれた自分を褒めたい。支えてくれた方々に心から感謝しています。パワーリフティング最高です」とコメント。国内外のファンや仲間への感謝を述べた。

牛山選手は2024年アジア選手権でスクワット247.5kg、ベンチプレス177.5kg、デッドリフト300kg、合計725kgを挙げ、同階級の世界記録を樹立している。今後の国際舞台での活躍にも期待が高まる。

取材:FITNESS LOVE編集部

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