サマスタ選手 コンテスト

体重70kgで内臓脂肪異常値に 医師から『要治療』を告げられた48歳が筋トレで正常値に「若い人に負けない身体を目指します!」

7月26日(土)、埼玉県・熊谷文化創造館さくらめいとにて『サマースタイルアワード・ボディメイクカップ 関東』が開催され、秋田直樹(あきた・なおき / 48)さんがサーフフィジーク部門 40歳以上クラスに出場し、ベストボディ賞と会場の応援投票で最も票が多い人に贈られるオーディエンス賞を獲得した。

【写真】48歳・秋田直樹さんのバキバキに絞れた身体

「こんなに筋トレを続けるようになるとは」と笑顔で語る秋田さん。トレーニング歴は5年と、見事継続に成功している。

「トレーニングに興味をもち始めたきっかけはコロナ禍でした。外出はできないけれど、体力をつけたく、まずはランニングからスタートしたんです。はじめは自宅の近くにある中学校の周りを走っていたのですが、徐々に身体も鍛えてみたくなって。そんなとき、近所のスーパーにジムがオープンし、キャンペーンで安く入会できたので勢いのまま会員となりました。まさかここまで続けるようになるとは思ってもいませんでしたね(笑)」

健康診断で医師からかけられた「要治療」のひとこと

トレーニングを始める前の体重は70kgと、比較的標準的な体重であった秋田さん。しかし、受診した健康診断では「要治療」とまさかの診断結果がおりた。

「標準的な身長に70kgの体重は、見た目的にも太っているようには見えていなかったと思います。でも、いざ健康診断を受けてみるとその結果は『内臓脂肪』と『脂肪肝』で基準値を大幅にオーバーしていたんです。確かに、運動不足な割に食事量も多かったですし、脂っこいものは大好きでした。筋トレで改善して、健康診断で引っかからなくなりました」

そして、5年間継続した筋トレは成果を発揮。年々数値は安定し、トレーニングを始めて以降、健康診断で異常値を出すことはなくなったという。

「トレーニングで運動習慣がついたのはもちろんですが、食事内容にも意識を向けるようになったからでしょうか。おかげさまで健康的な身体を手に入れることができました。現在は週3〜4日の頻度で筋トレに励んでいます。大会前は頻度を上げましたが、子供もいるので朝4時から取り組んでいましたね。当日は中学生の息子も応援に駆けつけてくれてとてもうれしかったです」

大会への出場を決意してからはこれまで以上にボディメイクへのモチベーションが向上した。

「漫然と続けていると、なかなか気持ちが上がらないこともありましたが、大会への出場が大きなモチベーションとなりました。正直30代のころは、運動もせず、体力も筋肉もこのままなくなって太っていく一方なんだと思っていました。でも筋トレを始めてからは体質から大きく変わりました。そして、若い人に負けない身体づくりができたのはうれしくなりますね。身体は正直です。やれば結果はついてきますよ」

体内から健康になるトレーニングは、健康作りの特効薬だ。

秋田直樹さん

【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。

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取材・文:池田光咲 撮影:夏目英明

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