トレーニーに見られるエラーの原因を撃退!
寺田トレーナーChoice
トレーニーにおすすめ4選
❶大腿筋膜張筋のほぐしエクササイズ
大腿筋膜張筋の過緊張の緩和
▶スクワットのしゃがみにくさの改善
▶腰痛の軽減
①身体に対して垂直になるようにストレッチポールを置く
②サイドプランクのような姿勢で、下側の脚の外側をポールの上に乗せる
③もう一方の足は床につけておき、ポールに乗せた脚への負荷を調節する
④痛気持ち良い感じを維持しながら、ポールの上でコロコロする
NG
両脚ともにストレッチポールに乗せる姿勢だと、下側の脚にかかる負荷が大きくなりすぎてしまう
❷前もも伸ばしエクササイズ
前ももの筋肉のストレッチ
▶骨盤のコントロールの改善
▶膝の痛みの改善
①身体に対して垂直になるようにストレッチポールを置く
②片膝立ちになり、もう片方の脚の前ももをポールに乗せる
③身体を起こした姿勢を保ちつつ、前後にコロコロする
難易度UP!ADVANCE
足のつま先をつかむと、より強いストレッチが得られる
❸胸椎伸展エクササイズ
胸椎伸展の可動性の獲得
▶猫背や巻き肩のような姿勢の崩れの改善
▶ベンチプレスやラットプルダウンのフォーム修正
①身体に対して垂直になるようにストレッチポールを置く
②肩甲骨が当たる位置でポールの上に仰向けになる
③腕を頭の後ろで組んだ状態で、身体を上下にコロコロさせる
NG
お尻が浮いた状態で動作すると、目的とする胸椎伸展が得られない
❹肩甲骨のポジショニングエクササイズ
胸椎伸展と肩甲骨下制の連動性の獲得、僧帽筋下部の活性化
▶猫背や巻き肩のような姿勢の崩れの改善
▶懸垂やラットプルダウンのフォーム改善
①身体に対して垂直になるようにストレッチポールを置く
②うつ伏せの状態で、手首のあたりをポールに乗せる
③胸椎の伸展と合わせて、肩甲骨の下制を意識しながらポールを引きつける
④肩甲骨の動きを意識して腕の前後動作を繰り返す
NG
腰が反りすぎるとこまで大きく動かすと腰椎に負担がかかってしまう
“姿勢が悪いという自覚がある方や、腕が上がらないという問題がある方は、ストレッチポールを使ってみると良いと思います”
てらだ・けんたろう
日本体育大学大学院修了。ACTIVE RESET、STUDIOBAZOOKA トレーナー。FitnessLounge Syncオーナー。2019年神奈川県クラス別ボディビル選手権70kg 以下級2位。主な資格は柔道整復師、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー、NSCA 認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト、健康運動指導士など。
取材・文:舟橋位於 撮影:北岡一浩 取材協力:Fitness Lounge Sync Web構成:中村聡美