9月7日(日)、横須賀市文化会館で行われたベストボディ・ジャパン主催『ジャンル別・職業別東日本大会』。そのミス・ベストボディ・経営者&投資家部門でグランプリに輝いたのが、李英美さん(い・よんみ/44)さん。2013年から継続的にボディメイクに取り組み、2023年に大会初出場。今大会で自身初のグランプリ獲得を達成した。
「毎朝15分間の筋トレ、ストレッチをもう12年間続けています。大会出場を決めた2年前からはその時間内にポーシングの練習も組み込んで行っています」
美容、および貿易関連事業の経営者として多忙な日々を送っている李さんだが、他者からの影響を受けにくい時間帯での短時間のトレーニングだからこそ、年間365日ほぼ欠かすことなく続けることができていると言う。
「ストレッチから始めて逆立ち、下半身や体幹の筋トレ、そして大会規定ポーズの練習と、内容も多く一つひとつにかけられる時間には限りがありますが、だからこそ毎日続けることが重要だと考えています。筋トレの種目で最近特に気に入ってるのが、足を上げたままで行うロシアンツイスト。回数の目安は250回ほど。ウエストのくびれづくりにすごく効果的だと感じています」
平日にこれ以上の時間を割くのは難しいが、週末にもやはり短時間ながらポージング練習の時間を捻出、また9階にある自宅からの外出・帰宅時には必ず階段を使うなど、日常生活でも積極的に身体を動かすように最大限の努力を重ねてきた。
「大会では12cmのハイヒールでターンする動作が多く、下半身と体幹の強化はその意味でもとても重要でした。ポージング練習も繰り返すほど動きが身に付き、余裕と安定感を持って優雅なパフォーマンスができるようになると実感しています」
経営者としての本業の傍らインフルエンサーとしても活動、外食の機会も多いなか、減量への苦労もあった。
「外食についてはなるべく夕食でなく昼食にできるようスケジュールを調整。夜に外食する場合は昼食を軽く、翌日の食事をよりクリーンにすることを徹底しました」
選手、経営者、また一人の女性として、夢と希望、そして野望は尽きない。
「来シーズンからはベストボディ・ジャパンかモデルジャパンのウーマンズクラスに挑戦、日本大会出場を目指したいと思っています。そのためによりハードに筋トレに励むとともに瞑想やヨガにも取り組み、またポージング練習に加えて表情など細部までステージングの精度を高めていけるようにも努めたい。大会公式レッスンにも参加して、より魅力的なパフォーマンスを実現したい。それと同時にインフルエンサーとしての情報提供の拡充、そして経営者としてのビューティーコンサルティングの強化、ライフスタイルワークショップの企画・実施、健康食品ブランドの立ち上げなど、やりたいこと、やるべきことは多数ありますが、すべて一つひとつ着実に実現していけたらと思っています」
取材:大塚真奈美 撮影:荒熊流星
執筆者:大塚真奈美
編集者・ライター。ヘルス&フィットネス、美容、グルメなどの分野で企画・編集・取材・執筆。群馬県出身、東京都在住。
-ベストボディ選手, コンテスト
-BBJ, ベストボディジャパン