10月12日(日)、市民会館いわつきで行われたベストボディ・ジャパン主催の『モデルジャパン関東大会』レディースクラス(30歳~39歳)で4位に入賞した眞下莉奈(ましも・りな/33)さん。昨年コンテストデビュー、地方大会での上位入賞者が競う日本大会にも出場する躍進を見せ、今年その2年目のシーズンを戦っている。
「ずっと太らない体質だと思っていましたが年齢のせいか、昨年の日本大会後半年で大幅に体重を増やしてしまい、減量に苦労する中でのシーズンスタートとなりました」
今シーズンの初戦・東京大会(8月23日開催)には調整が間に合わず決勝に進むことができなかったが、続く前橋大会(9月27日開催)でみごとグランプリを獲得。すでに日本大会挑戦への切符を手にしている。
「昨年果たすことができなかったトップ10入りを目指しています。残された限りある時間のなかで悔いのない準備ができたらと思っています」
この体重の増加をきっかけに、食事内容の見直しにも取り組んだ。
「タンパク質の摂取を意識しながら無理のない食事制限を心がけました。食事の最初にまず具だくさんの味噌汁を。卵、豆腐と一緒にいろいろな食材を日替わりで。その後少し時間を置いてからおかずを食べる、白米を玄米に、間食も我慢するのではなくコーヒー、炭酸水、ナッツ、デーツを楽しむなど、必要な栄養を摂りながらの減量に取り組みました」
トレーニングにも今年からピラティスを取り入れ、すでにその成果を体感している。
「通っているパーソナルジムにピラティスマシンが導入されたことがきっかけでしたが、筋肉を鍛えて引き締めるだけでなく、骨格から整えることを目指せるところに魅力を感じています」
その結果、脂肪を落としてもくびれなかったウエストが目に見えて引き締まった。
「呼吸の質の向上と腹圧コントロールとで60cmあったウエストが54cmになりました!」
トレーナー指導のもと、ハンドレッドで呼吸と体幹を連動させ、ロールアップとロールダウンで背骨の可動性と深層筋の協調を高め、サイドベンドで体幹の斜めのラインを意識しながらくびれを形成するという手順でトレーニングを行ってきたと言う。
(※それぞれピラティスの種目)
「見た目の変化のほか、姿勢の改善からきちんと“効く”トレーニングができるようになり、またポージングの安定感も高まるなど、さまざまな身体の進化を感じています」
6歳の男の子を育てる母であり、また金融系企業の営業職としてフルタイムで働いてもいる眞下さん。もちろんボディメイクだけでなく、子育てにも仕事にも全力で取り組んでいる。
「モチベーション高くこだわりを持って業務に取り組み、会社から表彰を受けるなどその成果にも手応えを感じています。それと同時に子どもに寂しい思いをさせることがないよう、休日の外出など、親子で過ごす時間も大切にしています」
多忙な生活のなか、限られた時間で最大限のボディメイクをと心がけていると言う。
「週1回・50分のパーソナルトレーニングと宅トレをコツコツと積み上げています。自宅で行うのは子どもの寝かしつけ後の一人時間にエアロステッパー、簡単な筋トレ、ポージング練習など。大会出場を目指して始めたボディメイクですが、今はトレーニング自体が楽しくて、これからもずっと続けていきたい大切な時間になっています」
取材:大塚真奈美 撮影:舟橋賢
執筆者:大塚真奈美
編集者・ライター。ヘルス&フィットネス、美容、グルメなどの分野で企画・編集・取材・執筆。群馬県出身、東京都在住。
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