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「62歳、まだ身体は美しくなる」 河島智惠さんが示す「年齢は限界じゃなく、可能性の始まり」【筋トレ】

11月23日(日・祝)に開催されたベストボディ・ジャパンが主催する『モデルジャパン2025日本大会』。プラチナクラス(60歳以上)でグランプリに輝いたのは河島智惠(かわしま・ともえ/62)さん。年齢を重ねるほどに“心と身体が磨かれていく”その姿は、会場にいた多くの女性に勇気を与えた。

【写真】62歳には見えない!河島智惠さんの美しいボディライン

河島智惠さん

60代でも、挑戦すれば変われる

今年、河島さんはベストボディ部門からモデルジャパン部門へと再び転向した。

「昨年はベストボディ部門で準グランプリをいただいたんですけど、『細身だしモデルジャパンのカテゴリーのほうが合っているね』と講師の方々から言われ、自分の特徴を生かせるカテゴリーで再び勝負したいと思いました」

だが、モデルジャパンの基準に合わせるのは簡単ではない。

「細すぎてもダメ、大きすぎてもダメ。その“ちょうどいいライン”がとても難しくて、今年は本当に悩みました。でも、62歳でもまだ成長できると感じられるのがうれしくて。挑戦すること自体が、私のエネルギーなんだと思います」

年齢を理由に制限するのではなく、年齢を理由に“もう一段上”を目指す。その姿勢こそ、河島さんの最大の魅力だ。

62歳の身体は、努力の証

ボディコンテストに挑戦する前、河島さんは“歩くのが大嫌いだった”。

「駅から5分でもタクシー。前屈は膝までしか届かないし、股関節も硬くて、一歩が小さかったんです」

そんな河島さんが今では、「1時間でも平気で歩けますし、昨年はホノルルマラソンを8時間かけて完歩しました」と笑顔をみせる。

「健康でいたいんです。そして、大会が楽しいから続けられるんです。年齢を重ねるほど身体の重要性も理解できるし、自分を大切にしようと思えるようになりました」

ベストボディ・ジャパンのステージには“高齢でも挑戦できる環境”が整っているという。

「スタッフさんの誘導が本当に丁寧で、出場者が迷わないように整えられているんです。だから安心して挑めるし、62歳でも“もっと頑張りたい”と思えるんです」

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取材・文:FITNESS LOVE編集部 撮影:高坂裕希

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