筋トレ情報サイト『FITNESS LOVE』は、全国各地で開催されるボディコンテストを現地取材してきた。2025年も大会当日の臨場感あふれる選手の活躍レポートに加え、ステージの裏側で選手本人から直接聞いたボディメイクのコツ、トレーニングや食事の考え方を伝えている。その中で特に大きな反響を呼んだのが、年齢やバックグラウンドの異なる3人の物語。ここでは、今年に『FITNESS LOVE』で公開された記事の中から、反響の大きかった記事TOP3をランキング形式で紹介する。
第1位 22歳・幼稚園の先生が「ぷりっとしたお尻」でコンテストデビュー

「ご飯が大好きでも、計画的に栄養管理すれば痩せられる」
最も多くの反響を集めたのは、22歳の幼稚園の先生・若原理子さんのビキニモデル部門デビュー記事だ。『サマースタイルアワード名古屋予選』に初挑戦し、ルーキークラスと身長別クラスで上位入賞。仕事とトレーニングを両立しながら、着実に身体を変えていく姿が多くの共感を呼んだ。
特に注目を集めたのは、「食べるのが大好き」な若原さんならではのリアルな減量エピソードだ。我慢一辺倒ではなく、一般的な食事や和菓子を工夫して取り入れながら4kgの減量に成功。「計画的な栄養管理」という現実的なメッセージは、初心者層を中心に大きな支持を集めた。
第2位 「50歳に見えない!」3児の出産後に筋トレ開始しコンテストで活躍中

第2位は、50歳でサマースタイルアワードのPROライセンスを獲得した清水奈穂さんの記事。47歳から筋トレを始め、わずか3年でPROの舞台へとたどり着いた歩みは、「年齢を理由に諦めていた人たち」の背中を強く押した。
清水さんが語ったのは、「ボディメイク=筋肉量」ではないという考え方。肌や髪、筋肉の質感まで含めた“美しさ”を育てるためのトレーニングと食事管理は、特に30代後半〜50代の女性読者から高い反響を呼んだ。
第3位 15歳の高校生がビキニフィットネス初挑戦でメダル獲得

第3位にランクインしたのは、高校1年生・片山あうらさんの初ステージ挑戦記だ。『マッスルゲート浜松大会』でビキニフィットネス一般の部2位を獲得し、15歳とは思えない完成度と堂々としたステージングが話題となった。
スポーツ経験ゼロからのスタート、友だちとの関係や高校生活との両立、苦手部位と向き合う工夫。「特別な才能がなくても、一歩踏み出せば変われる」という等身大のストーリーが、若年層だけでなく幅広い世代の心をつかんだ。
年齢も立場も違う3人が示した、ボディメイクの本質
2025年に反響を呼んだTOP3記事に共通していたのは、年齢や環境に関係なく、ボディメイクは“自分と向き合うプロセス”であるという点だ。20代、50代、そして10代──。それぞれの立場で悩み、試行錯誤しながら前に進む姿は、多くの読者にとって「自分にもできるかもしれない」と思えるリアリティを持っていた。
『FITNESS LOVE』は、これからもコンテストの結果だけでなく、その背景にある努力や考え方、身体づくりのヒントを現地取材を通して伝えていく。2026年には、どんな挑戦が、どんな反響を生むのか──。その一つひとつを、引き続き追いかけていきたい。
文:FITNESS LOVE編集部










