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「最近太った?お尻が大きくなったね」その一言がスイッチに!63歳・看護師がボディコンテスト全国大会で活躍

「最近太った?お尻が大きくなったね」

何気ないひと言が刺さった経験は、多くの人にあるだろう。しかし高村奈緒美(たかむら・なおみ/63)さんは、その言葉をきっかけに、自分の身体と真剣に向き合う道を選んだ。2025年に開催されたゴールドジムジャパンカップでは、ウーマンズフィジーク部門で5位入賞。来月で64歳を迎える看護師が、全国の舞台で堂々と戦った。

【写真】高村奈緒美さんの「キュッと引き締まったお尻」で魅せるバックポーズを含む9枚

きっかけは“ダイエット”だった。それでも続いたのは楽しかったから

筋トレを始めた理由はシンプルだ。

「ダイエットです」

体型の変化を指摘されたこともあり、「このままではいけない」と感じたという。だが、ボディメイクは単なる減量では終わらなかった。

「ボディメイクを始めてから、元気で前向きになりました」

仕事柄、体力も気力も必要になる看護師という職業。日々の生活の中で疲れが溜まりやすい環境でも、高村さんはトレーニングを“自分を整える時間”として積み重ねていった。

遠回りもした。「鍛える部位とマシンが合っていなかった」

順風満帆な挑戦ばかりではない。失敗談として挙げたのは、トレーニングの“狙い”がズレていた時期があったことだ。

「鍛える部位とマシンが合っていなくて、『どこを鍛えていますか?』と確認されました」

頑張っているつもりでも、フォームや種目の選び方次第で成果は変わる。高村さんはその経験から、基本に忠実に丁寧に、無理をしないスタイルへとシフトした。

「基本に忠実に丁寧に。無理はしない。それが私のこだわりです」

さらに、気分を上げるための“ウェア選び”も大切にするなどモチベーションを自分で作り、継続につなげているのだ。

得意部位は“腕” ダンベルが好きな理由

身長154cm。小柄な体格ながら、フィジーク競技で存在感を放つ武器がある。得意部位は腕だ。

「腕全体を満遍なく。ダンベルが好きです」

ダンベルは、可動域を取りやすく左右差にも気づきやすい。コツコツ積み上げる高村さんのスタイルに合っているのだろう。

トレーニング頻度は週3〜4日、1回3時間。長時間のトレーニングを支えるのは、焦らず丁寧に積み重ねてきた基礎力だ。

目標は“筋量40kg”。あと一回り大きくなりたい

高村さんが目指しているのは、単なる引き締めではない。年齢を重ねるほど、筋肉を増やすことは簡単ではないと言われる。それでも高村さんは、自分の可能性を決めつけない。

今回のジャパンカップ5位という結果については、「妥当」と淡々と語った。そこには、達成感よりも“まだ伸びしろがある”という冷静な自己評価が感じられる。

何気ない言葉がきっかけでもいい。誰かに言われた一言を、自分を強くする燃料に変えられたとき、人生はいつからでも動き出す。高村さんの挑戦は、それを証明している。

【マッスルゲートアンチドーピング活動】
マッスルゲートはJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト大会である。

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取材・文:FITNESS LOVE編集部 撮影:北岡一浩

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