兵庫県神戸市で開催された『JBBFオールジャパンフィットモデルチャンピオンシップス2025』で、6位入賞の活躍をしたフィットモデル選手の柴田奈津子(しばた・なつこ/48)さん。昨年飛躍した柴田さんは、トレーニングの頻度や考え方が変わったことで身体にも変化があったという。
【写真】柴田奈津子さんのくびれが際立つスイムスーツ、ドレスのステージ写真

フリーランスでマーケティングの仕事をしている柴田さんは、仕事があるときとないときの差が大きく、今はない時期で、編み物をしながら自宅で飼っているたくさんの動物の世話をする毎日だ。
「猫、ボールパイソンやカーペットパイソン他、数種類のへびを10匹、ネズミは20~30匹ほど飼っています。なぜネズミがそんなにいっぱいいるのかはご想像の通りで……」
へびは大人になるまでは1週間に一度、大人になると2週間に一度しか食事をしないらしい。
「へびの柔らかい感触がかわいいんです。エネルギーを消費せず、しぶしぶご飯を食べる。ご飯を食べるためにエネルギーを残しておくみたいな生き方も、基本的に根暗で何事もギリギリになるまでやらない私と似ている気がします。新しいことや初めての場所も苦手で、通勤通学の道順は毎日同じルートしか使いたくないし、ずっと同じことを繰り返すことが落ち着くのもまたヘビに近いように思います」
ニットを編む合間、ネズミに餌を与えている。
「ニットを編んだり、刺繍したりすることは集中力が必要で、ウエイトトレーニングと似ています。違いはゴールがあることで、編み物は『できあがりー』と発散できて、フラストレーションが解消できるので、トレーニングとのバランスが取れている気がします」
トレーニングの考え方も変化
柴田さんは、2024年パーソナルを受けずにオールジャパンに挑んだが振るわず、『どうしても勝てる選手になりたい』と、1年程前から、天童あゆみ先生のパーソナルを受けるようになった。
「天童先生のパーソナルを受ける前までは、どうすれば勝てるのか頭から離れなくて、憑りつかれているくらい筋肉のことしか考えていない時期がありました。パーソナルを受け始めてから、フィットネスがすべてを支配するというよりは、フィットネスが核にあるから充実した生活ができるのではないか、と考え方も変わりました。フィットネスがあるからこそ、せっかくならいい食事がしたいよね、とか、美容に気を付けてみたり、人に優しくしようと思ったり、いろんなことがポジティブに作用するようになりました」
トレーニングの頻度も変わったそうだ。
「筋トレを始めたころは週4、5日、とにかくやらないと嫌だったのが、パーソナルで教えていただいてからは、上半身の日と下半身の日の週2回になりました。天童先生には下半身をオンシーズンには週1回見ていただいていますが、パーソナルの1時間だけでトイレの便座にぎりぎり座れないくらいの大変な状態が4日間続くんです。それだけ効かせられて追い込めているなら週1回で十分、効かないトレーニングを週何回やっても意味がないということで、ボコボコにしていただいています」
「チャレンジも評価されることも苦手ですが、フィットネスの大会だとなぜかがんばれることに主人も驚いています。もしフィットネスがなかったら、だらけて生きていたと思います」、柴田さんは言う。
「元々何かにチャレンジしようなんて考えない、やらなくていいことはやらないという生き方でした。そんな私が、わざわざでもやることに対して楽しめるようになったのはフィットネスのおかげです。フィットネスが原動力になって、いろんなことに頑張れるようになり、他のライフも充実するようになりました」
【JBBFアンチドーピング活動】JBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)はJADA(公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構)と連携してドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体で、JBBFに選手登録をする人はアンチドーピンク講習会を受講する義務があり、指名された場合にドーピング検査を受けなければならない。また、2023年からは、より多くの選手を検査するため連盟主導で簡易ドーピング検査を実施している。
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取材:あまのともこ 撮影:中島康介
主に『FITNESS LOVE』で執筆中。自身もボディコンテストに出場している。JBBF京都府オープン大会ビキニフィットネス(身長別)3位。マッスルゲート四国大会ビキニフィットネス2位。










