マッスルゲート選手 コンテスト

「あいちゃん、すごいことになってるよ」 自慢のお尻と革命が起きた背中で魅せる44歳のボディメイク

『ニューウェーブ・フィットネスデイリースポーツカップ2025』第1回大会にて、ビギナーズレギンス部門およびマスターズクラスで優勝。さらに『マッスルゲート浜松大会』ビキニフィットネスマスターズ部門で2位という輝かしい成績を収めている杉岡あい(すぎおか・あい/44)さん。自慢のお尻と、劇的な進化を遂げた背中を武器に、ボディコンテストの舞台で存在感を放っている。

【写真】杉岡あいさんの自慢のお尻と革命が起きた背中で魅せるバックポーズ

自慢の部位が追加!背中に起きた革命

今回のテーマは『自慢の部位とその鍛え方』。杉岡さんにとって、長年の自慢の部位は“お尻”。しかし今、もう一つの自慢の部位として加わったのが“背中”だという。

「今まで、自信が持てる部位はお尻だったのですが、背中に革命が起きました!」

そう語る杉岡さん。その“革命”の背景には、コンプレックスと真正面から向き合った日々があった。

「以前はお尻は褒めていただくことが多く、背中に関しては巻き肩が目立ち、正直残念な印象でした。でも、その弱点を徹底的に攻めた結果、『あいちゃん背中すごいことになってるよ!』と言われることが増えました。この言葉は本当にうれしいです。コンプレックスだった巻き肩と向き合い、辛いトレーニングを乗り越えてきて、本当に良かったと心から思います」

背中を自慢の部位へと変えた、その象徴的なトレーニングを教えてくれた。

40代という年齢と向き合った選択

「背中の種目をすべて追い込み切ってから、最後にラットプルダウンを40レップ。自力で引けるところまでやって、残りは補助してもらいながら、最後までやり切ります。きつすぎて、終わった後に涙が出る日もありました」

ただ闇雲に追い込むのではなく、40代という年齢と向き合った“選択”も、杉岡さんならではのこだわりだ。

「若い頃みたいに勢いで引き切ることはしません。その日の身体の状態に合わせて、できる形を選ぶ。40代からは“無理をしない”という選択を大切にしています」

さらに、トレーニングと同じくらい大切にしているのが、身体を整えるケアの時間だ。

「ヨガインストラクターとして、月曜から土曜までレッスンを行う中で、身体を整えることは特別なことではなく、日常そのものでした。でも振り返ると、ヨガは知らないうちに、私の身体と心を深く支えてくれていた存在だったと感じています」

左肩の亜脱臼による可動制限や巻き肩と向き合い、自身の身体の癖を知ることからスタート。ヨガホイールなども取り入れながら、無理なく、しかし確実に改善を積み重ねてきたという。

「今後も流行や無理な負荷に頼らず、可動域・安定性・筋力をバランスよく高めること。鍛える前に整える、使えていない筋肉に気付く。自分の身体と対話しながら育てていくトレーニングを続けていきたいです。ビキニフィットネス日本チャンピオンの長瀬陽子先生のような、すべてがパーフェクトなビキニ選手を目指していきます!」

コンプレックスだった背中は、努力と向き合い方によって、今や杉岡さんを象徴する“自慢の部位”へ。お尻と背中、2つの武器を携え、今後さらに進化する姿に期待が高まる。

【マッスルゲートアンチドーピング活動】
マッスルゲートはJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト大会である。

執筆者:佐藤佑樹
主にFITNESS LOVEで執筆中。自身も大会へ出場するなどボディメイクに励んでいる。料理も好きで、いかに鶏胸肉を美味しく食べるかを研究中。

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取材:佐藤佑樹 撮影:上村倫代 

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